通信キャリア最大手のNTTドコモが本日3月期の決算内容を発表。大容量のデータ定額プランに移行するユーザーが多かったことから営業利益が9,447億円と、昨年から20%増えた。控えめに言って絶好調だ。
これ受けて、NTTドコモはユーザーに対して300億円分を還元することを発表。従来より月額料金が700円ほど安い料金プランを新設することを発表している。
家族プランに加入しているユーザーを対象に700円安いプランを提供へ
NTTドコモが新設する料金プランは、家族プランに加入していることが条件になるという。プランの開始時期は来月24日、通話に無料アプリを使う利用者を想定したプランになるとのことだ。
NTTドコモの決算が好調だった理由に、スマホの販売が減少した代わりに大容量データプランへの加入者が増えたことが挙げられるという。格安スマホを中心としたMVNO事業の新規参入が増えているなか、多様なニーズに合わせた料金プランを複数提供したことで、差別化に成功した形だ。
同社は今後、安いプランを提供し、ユーザーへの還元を進めていく予定。ますます通信業界の競争は激しさを増していきそうだ。
NTTドコモ、月額料金を1,500円値下げへ KDDIやソフトバンクに対抗
NTTドコモが他の大手2社に対抗するため、月額料金の値下げに踏み切ることがNHKの報道によって判明した。 NHKニュースによると、NTTドコモはKDDIとソフトバンクが提供している割安料金プランに対抗するため、特定の端末を購入したユーザーに...
[ via NHKニュース ]