Appleは今後、新しい動画編集アプリをリリースする予定だ。
本日、Appleは公式サイトの一部をリニューアルし、複数の新製品の発表を行なった。今回のリニューアルでは、新型9.7インチ型「iPad」や「Apple Watch」の新バンドが追加されているが、新しい純正アプリもリリースされることが発表されている。
Appleの発表によると、新しいアプリの名前は「Clips」。
「Clips」は動画編集アプリで、撮影した動画に対してフィルターをかけたり、絵文字をつけたりして遊ぶことができる。
文字やエフェクト、グラフィックスなどをビデオにつけて友達に共有する事も可能。また、「ライブタイトル」機能を使うと、撮影中に話すだけでアニメーション化されたキャプションが簡単に製作できるという。
動画の長さに合う音楽を自動で調節する機能も搭載されており、簡単にユニークな動画を作成することができそうだ。
さらに、このアプリの面白いところは、ビデオに映っている人を認識して、誰に動画を共有するかレコメンドしてくれるという点。おそらく、友人の顔をiPhoneの連絡先に登録することが求められるとは思うが、地味に便利そうな機能だ。
撮影した動画はTwitterやFacebook、Instagramなどで共有する事も可能。具体的なリリース時期は明かされていないが、「まもなく登場」となっていることから、おそらく数週間から数ヶ月以内だろうと予想される。
【追記】同アプリは4月上旬にリリースされる予定。利用するには「iOS 10.3」が必要で、対応デバイスは、iPhoneは「iPhone 5s」以降、iPadは「iPad Air」、「iPad mini 2」、iPod touchは第6世代「iPod touch」以降の端末。
リリース後は、App Storeで無料でダウンロードが可能だ。