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次期iOSの「iOS 11」で32bitアプリのサポートが終了した場合、約20万個ものアプリが使用不能に

「iOS 10」では、32bitアプリを起動すると「動作が遅くなる可能性がある」と警告が表示されるようになったが、「iOS 10.3」では「このアプリは将来のバージョンでは動作しなくなる」と警告が新しくなったことが明らかになっている。

この警告から察するに、Appleは将来的に32bitアプリのサポートを終了する可能性があるが、もし32bitアプリのサポートが打ち切られた場合、一体どれほどのアプリが起動できなくなるのか。Sensor Towerが驚きの数字を発表しているのでご紹介しよう。

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App Storeにある約20万個ものアプリが使用不能に

Sensor Towerによると、「iOS 11」で32bitアプリのサポートが終了した場合、約187,000個ものアプリの互換性が失われ、起動できなくなるとのこと。この数字は、App Storeにあるアプリ全体の約8%に当たるという。

この8%の中で、特に多いのが「ゲーム」カテゴリのアプリ。iOSアプリの最大のカテゴリでもある「ゲーム」カテゴリに属するアプリのうち、実に38,600個ものアプリが起動できなくなるのだとか。次点には「教育」や「エンターテイメント」などのジャンルが続いている。

「iOS 11」で32bitアプリのサポートが終了するという確たる証拠は今のところないが、以前からAppleは32bitアプリに対して警告を行ってきたことから、サポートを打ち切る可能性は非常に高いと言えるだろう。

「iOS 10.3」の警告文にある「将来のバージョン」がどのバージョンに当たるのかは不明だが、少なくともアプリ開発者はアプリの64bit化を今のうちに進めておいた方が良いかもしれない。

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[ via Cult of Mac ]