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米任天堂CEO、「ニンテンドースイッチ」は任天堂の歴史の中で、発売から2日間で最も売れた端末であることを発表

先日、販売が開始された任天堂の新型ゲーム機「ニンテンドースイッチ」は、世界的にかなりの台数が売れているようだ。

米任天堂のCEOのレジー氏によると、米国内のニンテンドースイッチの販売は好調とのことで、過去最高の記録を打ち立てることに成功したことを明かしている。「ニンテンドースイッチ」は過去最も売れた端末になるのかもしれない。

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発売から2日間の販売台数が過去最高に

New York TimesのレポーターであるNick Wingfield氏によると、「ニンテンドースイッチ」は発売から2日間の販売において、任天堂の歴史上もっとも多く売れた端末であると、米任天堂のCEOであるレジナルド・フィサメィ(通称レジー)氏が語ったという。

これはあくまで米国内での販売に関しての話で、日本などの米国以外の国においてはどれほど好調だったかは不明。だが、日本においてもどこの店舗でも在庫がないことを考えると、かなりの販売台数を記録している可能性がある。

従来のホリデーシーズンではなく、3月に販売を開始したこともポイント。なかなかハードが売れづらいタイミングでリリースしたのにも関わらず、過去最高の販売が記録されたのは驚愕に値する。米国内においては、それほどまでに期待値が高かったのだろう。

[ img via wiki ]

ちなみに、任天堂の歴史の中でもっとも売れた端末はWii。Wiiは発売後8日間で60万台以上が売れ、累積で1億台以上が出荷された。

「ニンテンドースイッチ」が現在品薄であることから、この記録に並ぶのは難しいかもしれないが、最終的にはWiiの普及率を上回るポテンシャルがあるのかもしれない。

ただ、多くのユーザーが指摘しているようにニンテンドースイッチにはタイトルが少ないという問題がある。米国内においてはゼルダシリーズの新作「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」が最高の評価を受けている状態だが、そのほかのタイトルに関してはイマイチ。

今度は「スプラトゥーン2」や「スーパーマリオ オデッセイ」の発売が控えているが、「ゼルダ」をクリアしたユーザーの関心がどこかに行ってしまわないうちに任天堂は次の一手を打つ必要があるだろう。

任天堂は、現時点でニンテンドースイッチ本体やゼルダ新作の販売数を明らかにしていない。日本での販売がどれほど好調だったのかとても気になるところだ。

ちなみにWingfield氏によれば、「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」は今までの任天堂の歴史の中でもっとも売れたローンチタイトル(Wii Sportのようにバンドルされたタイトルを除く)であったとのこと。