いよいよ明日2月11日に、新型ワイヤレスイヤホン「BeatsX」が発売になる。発売を待っていた人は、本当にやっとの想いだろう。
「BeatsX」に関しては、同じ「W1」チップを搭載した「AirPods」とどちらが優れているのか、ネット上ではプチ論争が起こっている状態。実際に「BeatsX」は優れている製品なのだろうか。
9to5Macによると、海外のYouTuberが「BeatsX」を先行レビューしているので、まずはこれらのレビュー動画を見て「BeatsX」のクオリティを確かめてみよう。
先行レビューで音質や同梱物などの気になる情報が明らかに
まずは、UrAvgConsumerによるレビュー。同レビュー動画では、「BeatsX」に同梱しているものが明らかになっている。
「BeatsX」には持ち運び用のキャリングケースが付属する。シリコン製の柔らかそうな素材なので、中に入れた「BeatsX」を傷つけたり、圧迫することはなさそう。割と厚めなので、外からの衝撃からしっかりと守ってくれるだろう。
ユーザーの耳の形に合わせるため複数のイヤーピースが用意されることは以前から明らかにされていたが、羽型パーツが同梱されるとは知らなかった。併用することで、より確かなフィット感を得ることができるだろう。
そして気になる音質について。「BeatsX」の音質の特徴はバランスのとれたサウンドで、低音の主張はそこまで感じられないとのこと。クセのない音質であるため、多くのユーザーに受け入れられやすそう。
また、「BeatsX」は防汗仕様ではないため本格的な運動で使うことを考えているなら、よりスポーツ用に特化した「Powerbeats3 Wireless」の方が優れているかもしれないと同動画では述べられている。
2本目のレビューは、Austin Evans氏によるレビュー動画。この動画では、UrAvgConsumerの動画と同じように同梱物を確認しており、その音質について触れられている。
動画ではEvans氏も「BeatsX」の音質は悪くないと好評。似た製品性の「Jaybird Freedom Wirelessイヤホン」と比較し、「BeatsX」の方が優れた低音を出していることについて言及している。
「BeatsX」には充電用Lightningケーブルが付属する。色は黒く、長さも短め。もちろん、iPhoneに付属してきたLightningケーブルでも、充電することはできる。
ちなみに、「BeatsX」のケーブルの長さは「Jaybird Freedom」に比べると結構長い。ケーブルの長さについては好みが分かれるところだと思うので、気になる方は動画でケーブルの長さを確認した方が良さそうだ。
iPhoneとのペアリングも、内蔵された「W1」チップのおかげで快適そうだった。電源を入れると高速でペアリングが完了し、すぐに音楽が聞ける状態になったとのこと。「W1」チップおそるべし。
3本目は、Jonathan Morrison氏によるレビュー動画。2本目の動画で、Austin Evansと一緒に反復横跳びをしたり、シャトルランをしてスポーツに適しているかを検証していたが、加えてバスケや前転宙返りをして激しい運動の中でも使えるかどうかを検証していた。
3本目は、Jonathan Morrison氏によるレビュー動画。2本目の動画で、Austin Evansと一緒に反復横跳びをしたり、シャトルランをしてスポーツに適しているかを検証していたが、加えてバスケや前転宙返りをして激しい運動の中でも使えるかどうかを検証していた。
また、遮音性についてもテストしており、掃除機の近くで音楽を聴けるかどうかもテスト。さすがに遮音性が抜群とまではいかないようだが、うるさい場所でも音量をあげれば問題なく聞くことができるとのこと。
以上が「BeatsX」の参考レビュー。事前の情報通りで良い製品だと個人的には感じた。印象としては特に音質にもクセもなく、「AirPods」よりも遮音性が優れているようだったので、もし音質重視で選ぶならやはり「BeatX」かなといった感じ。
「BeatsX」の発売は2月11日(土)。販売はApple公式サイト、Apple Store、もしくはauで行われる予定。価格は14,800円(税抜)だ。