10周年を記念したアニバーサリー端末の「iPhone 8」は、ハイスペックな性能になるだけでなく、価格もかなり高いものになりそうだ。
Fast Companyによると、Appleは2017年に発売予定の「iPhone 8」の価格は1,000ドル(日本円にすると約11万円)以上になる可能性があるとのこと。以下、詳細をお伝えする。
日本円で11万円と価格もプレミアムな端末に
Fast CompanyはAppleの内部事情に詳しい人物からの話として、「iPhone 8」についての新しい情報を伝えている。
この情報によると、「iPhone 8」の特徴は以前の噂通り有機ELディスプレイが搭載され、デザインもガラス製のケースとステンレス製の金属フレームが使用されるとのこと。
価格は1,000ドルを超える見込みで、日本円にすると約11万円程度とかなり高価な端末になりそうだ。
Fast Companyは、その他にも、ホームボタンなどの物理ボタンは一切排除される可能性や、バッテリーの大型化、Lumentumと協力して開発した「3Dセンシング」という新しいセンサーが搭載される可能性についても触れている。
この新しいセンサーについては用途は不明としているが、おそらく顔認識を行うための機能なのではないかとのこと。ちなみにホームボタンに関してはまだ開発途中であるとのこと。やはり画面の内部に埋め込まれる形になりそうだ。
また、Appleは「iPhone 8」の他に、例年通りのアップデート端末となる「iPhone 7s」と「iPhone 7s Plus」を発売するものと予想されている。
これらの端末は、「iPhone 7」シリーズのデザインを踏襲し、スペックを底上げしたものになる模様。新機能などは「iPhone 8」などに搭載し、大きな変更点は加えられないとみられている。
つまり、今年発売のiPhoneのラインナップは全部で3モデル。本当かどうかはまだ分からないが、ハイエンドな性能を求めるユーザーは実質「iPhone 8」の一択になりそうだ。