質の低いユーザーやツイートの排除に対して、Twitterが本気モードになっている。
Twitterは、公式ブログで「より安心してご利用いただくために(現在の状況)」というページを新たに公開。相手が嫌がるような問題あるツイートに対して、多数の対策を施すことを発表している。
嫌がらせツイートやアカウントに対して、Twitterが実施する対策は以下の通り。
嫌がらせアカウント作成の抑止
アカウントを永久的に停止されたユーザーが、新しいアカウントをつくることを阻止するための識別ができるように。
これにより、他人のアカウントに対して罵倒や嫌がらせをするためだけのアカウントを作成するケースを減らすことができるとのこと。一度BANになったら、Twitterに顔を出すこともできなくなる(難しくなる)と思われる。
セーフサーチ
検索結果からセンシティブなコンテンツやブロックしたアカウントからのツイートを外す「セーフサーチ」機能を提供へ。
検索結果上での表示では除外されるが、あえて該当ツイートを探したい場合には表示することも可能。セーフサーチについては、今後こちらのヘルプセンターで説明があるとのこと。
嫌がらせと思われるツイートや質の低いツイートへの対処
嫌がらせになるであろうというツイートや、質の低い返信ツイートを識別し表示を抑える。一方で関連度の高い会話を目につくところに表示することにも着手し、よりTwitterを快適に使えるように。
システム的に表示が抑えられたツイートに関しても、見たいと思われる状況では見ることができるようなるとのこと。これに関してはTwitterは、今後数週間のうちに順次提供を始める予定だ。
今回の仕様変更によって、悪質なユーザーをTwitterの輪の中から排除することができるようになる。日本では多くのユーザーが使用しているサービスなだけに、嫌がらせツイートに苦しんでいるユーザーも多い。
「表現の自由」はもちろん誰にでも適用されるが、相手を侮辱し、不快にすることまでは誰も許されていないはずだ。今まで誹謗中傷に苦しんでいたユーザーが救われることを祈る。