昨日、Appleは開発者向けに「iOS 10.3 Beta 2」を公開していたが、先ほどパブリックベータテスター向けに「iOS 10.3 Public Beta 2」を公開している。
「iOS 10.3 Public Beta 2」に関しては、前バージョンから大きく変更された箇所や追加された新機能などは現時点では見つかっていない。
ただ、昨日公開された「iOS 10.3 beta 2」に関しては、32bitアプリを起動した時に表示される警告メッセージに対して、詳細を確認する「ボタン」が新設されるなどの変更があったので、パブリックベータ版でも細かい仕様変更があってもおかしくはない。
もし、大きな変更点等が見つかった場合は、当サイトでお知らせをする予定なので、適宜チェックしてみてほしい。最新バージョンへのアップデートは、「設定」アプリのソフトウェアアップデートからどうぞ。
ちなみに、「iOS 10.3」では、「AirPodsを探す」機能や32bitの古いアプリを起動すると新たな警告が表示されるようになるなどの多数の変更点が確認されている。
今回公開されているパブリックベータ版は、Appleが提供している「Apple Beta Software Program」に端末を登録することで誰でも利用することができる。登録の仕方は以下の記事を参考にしてほしい。
パブリックベータ版を利用する際の注意としては、まず前提として「Apple Beta Software Program」はパブリックベータテスターに対し、最新ベータを提供することでバグなどの問題点を見つけてもらうために行われているプログラム。なので、正式版とは違い予期せぬ重大な不具合が起きる可能性がある。
最新の機能をいち早く利用できるというメリットもあるのも確かだが、利用する場合はユーザーの自己責任ということになるのでこの点は注意していただきたい。