2017年に発売が予定されている次期「MacBook Pro」には、Intel製の第7世代プロセッサ「Kaby Lake」が搭載されるとすでに予想されているが、これを予期させるような記述がOS内から発見された。
OS内部から次期「MacBook Pro」用と思われるマザーボード識別子が見つかる
ブログ「Pike’s Universum」の筆者であるエンジニアPIKERALPHA氏は、Appleが開発者向けに公開している最新ベータ版「macOS Sierra 10.12.4 beta」の内部記述に、次期「MacBook Pro」用と思われるマザーボード識別子が新たに3つ追加されていることを発見。
昨年発売した「MacBook Pro (Late 2016)」で使われているプロセッサ電源管理用データと同じものが使用されているとのことだが、「macOS Sierra 10.12.3」以前のバージョンでは同データは存在しなかったことから、新型「MacBook Pro」用に追加されたデータである可能性がとても高い。
しかも、今回見つかったデータは明らかに新型iMac用のデータではないということをエンジニアのPIKERALPHA氏は強調している。今回見つかったマザーボード識別子から、次期「MacBook Pro」のスペックを予想すると以下のようになるそうだ。
MacBook Pro 13インチモデル(Touch Barなし)
- 標準モデル Intel Core i5-7260U 2.2GHz (Turbo Boost使用時 3.4 GHz) with Intel Iris Plus Graphics 640 (15W)
- CTOオプションモデル Intel Core i7-7660U 2.5 GHz (Turbo Boost使用時 4.0 GHz) with Intel Iris Plus Graphics 640 (15W)
MacBook Pro 13インチモデル(Touch Barあり)
- 標準モデル Intel Core i5-7267U 3.1 GHz (Turbo Boost使用時 3.5 GHz) with Intel Iris Plus Graphics 650 (28W)
- 上位モデル Intel Core i5-7287U 3.3 GHz (Turbo Boost使用時 3.7 GHz) with Intel Iris Plus Graphics 650 (28W)
- CTOオプション Intel Core i7-7567U 3.5 GHz (Turbo Boost使用時 4.0 GHz) with Intel Iris Plus Graphics 650 (28W)
MacBook Pro 15インチモデル
- 標準モデル Intel Core i7-7700HQ 2.8 GHz (Turbo Boost使用時 3.8 GHz) with Intel HD Graphics 630 (45W)
- 上位モデル Intel Core i7-7820HQ 2.9 GHz (Turbo Boost使用時 3.9 GHz) with Intel HD Graphics 630 (45W)
- CTOオプション Intel Core i7-7920HQ 3.1 GHz (Turbo Boost使用時 4.1 GHz) with Intel HD Graphics 630 (45W)
新型「MacBook Pro」に関しては、新型端末が発売したばかりということもあり、まだまだ情報が少ない。ただ、現時点では「Kaby Lake」の搭載の他に、より少ない電力で動作する新型チップ「T310」の搭載や、ユーザーから要望の大きい32GBの大容量メモリの搭載などが予想されている。
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