イギリスのブランドコンサルティング企業Brand Financeが発表しているブランドランキング「Brand Finance Global 500」の最新版が本日公開された。
同ランキングでは直近5年間、Appleがずっと首位に輝いていたのだが、その座を他社に受け渡すことになってしまったようだ。以下、2017年版「Brand Finance Global 500」の内容を詳しくお伝えしよう。
Appleが6年ぶりに2位に下落、王者の座をGoogleに受け渡すことに
「Brand Finance Global 500」は、世界的に活躍する企業のブランド力を金額ベースで換算してランキング化したものだ。
この「Brand Finance Global 500」の2017版によると、Appleはブランド価値を27%ほど下げて6年ぶりに2位に下落。王者の座を同じIT企業のGoogleに受け渡すことになってしまった。
Appleが2位に下落した理由は、主に技術的なイノベーションに欠けていたから。
新型「iPhone」や新型「Apple Watch」など、前モデルに少し手を加えただけの新製品を投入し続け、ファンの目を誤魔化してきたと評されている。結果として、Samsungだけでなく中国の格安スマホメーカーとの戦いでスマートフォン市場で苦戦を強いられているとまで指摘されている。
ただ、昨日発表された決算的には決して業績は悪くはないようだった。特にiPhoneの販売が回復してきていることを考えると、Appleを離れていったユーザーが多いとは到底思えない。2017年に革新的な製品を出すことができれば、ブランド力の回復を図ることもできるかもしれない。
今回の上位10位は、上からGoogle、Apple、Amazon、AT&T、Microsoft、Samsung、Verizon、Walmart、Facebook、ICBCの順。
Googleに関しては、2016年に広告収入が20%増加し、検索エンジン事業で業界首位を独走。今後もさらに広告収入が増える見込みで、将来性がある。その上、「Pixel / Pixel XL」のような魅力的なスマートフォンも発売していることから、ユーザーからも評価が高い。結果、Appleの首位を強奪することに成功したとのこと。
ちなみに、日本企業はトヨタ自動車(12位)、NTTグループ(15位)、三菱グループ(35位)、日産自動車(42位)が選出されている。
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[ via Telegraph ]