本日、任天堂は期待の「ニンテンドースイッチ」の詳細を発表しているが、ハードの発表のほかに今後のオンラインコンテンツのサービス提供方法についても触れられていたので紹介しておこう。
発売当初は無料で提供も2017年秋から有料化
任天堂は、プレゼンテーション終了後に公式サイトを更新。公式サイトに掲載された情報によると、複数のオンラインサービスについて説明がされていた。
「ニンテンドースイッチ」のオンラインサービスは、当初は無料で提供するが、2017年秋には有料化が図られることがすでにプレゼンテーションの内容から明らかになっている。
このオンラインサービスの利用料金については現時点では不明だが、同サービスに加入することで多数のオンラインサービスを利用することができるようになるとのこと。
任天堂によると、この有料オンラインサービスで提供されるサービスは主に3つ。
まず一つ目は「オンラインプレイ」。これはいわゆるオンラインによるマルチプレイで、オンライン対戦やオンライン協力プレイ全てが対象になると思われる。なので、「スプラトゥーン2」や「マリオカート8 デラックス」などのオンライン対戦をプレイする場合は、オンラインサービスへの加入が必須になる。
二つ目は、スマホ向け「オンラインロビー&ボイスチャット」アプリの利用権。これはスマホで利用できる「友だちと簡単にオンラインプレイの待ち合わせをしたり、ボイスチャットが楽しめる」アプリであることが案内されている。
三つ目は「利用者限定の割引」。オンラインサービス加入者は、ニンテンドースイッチ専用ゲームを特別価格で購入することができるというものらしいが、どれほどの割引率なのかについては現時点では明らかにされていない。
また、この他にもファミコンやスーパーファミコンなどのソフトを、月替わりで1ヵ月制限なく遊ぶことができる機能も提供される。これは、ソニーが「PlayStation Plus」ユーザー向けに提供している「フリープレイ」機能と似ており、ユーザーは毎月何かしらのゲームが遊び放題になるようだ。
当時は実装していなかったオンライン機能に対応させたりと、幾らかの追加機能を実装していることもあるようなので、レトロゲーム好きには良い機能かもしれない。
以上が、任天堂が提供するオンラインサービス。発売当初は無料サービスとして提供されるので、発売と同時に「ニンテンドースイッチ」を購入するユーザーは試しに遊んでみてはいかがだろうか。
ちなみに、「ニンテンドー3DS」「Wii U」向けに提供されているオンラインプレイは、従来通り無料で遊び続けることが可能とのこと。また、当たり前だがオフライン限定で遊ぶには同サービスに加入する必要はないので、安心していただきたい。
先ほど発表があった通り、「ニンテンドースイッチ」は2017年3月3日に発売予定。予約受付開始は1月21日で、価格は29,980円(税別)だ。初回販売分は在庫が潤沢にあるかどうかは不明なので、発売日に欲しい人は予約戦争に備えましょう。