App Storeでのアプリなどの売上は年々増加してきていることが分かっているが、2017年は出だしからかなり好調のようだ。
Appleは公式サイトで、2016年末のホリデーシーズンや2017年の元日(1月1日)のApp Storeの売上が、過去最高額となったことを明らかにした。
ホリデーシーズンで最もダウンロードされたアプリは「スーパーマリオラン」
Appleは本日、「App Store shatters records on New Year’s Day」というページを公開。同ページには、今回のホリデーシーズンでのApp Storeの売上についての詳細が掲載されている。
同ページによると、App Storeの2016年のホリデーシーズンの売上が過去最高となったことが判明。特に12月の売上は30億ドル(約3,500億円)を突破したとのこと。
Appleは2017年1月1日のApp Storeの売上についても言及しており、こちらも2億4,000万ドル(約280億円)と過去最高記録となったことを明かしている。この中で、クリスマスや正月に世界中で最もダウンロードされたのが「スーパーマリオラン」であったとのこと。
ちなみに、2016年1月1日のApp Storeの売り上げは1億4,400億ドルと発表されていたことから、2017年元日は約1億ドル以上増加したことになるそうだ。
そのほかにも、アプリの開発者の2016年の収入は全体で200億ドルとなり、2015年に比べると40%増加したということや、昨年行われた「Apps for Earth」と「Games for (RED)」の2つのキャンペーンでは1,700万ドル以上の資金の調達ができたということが報告されている。
報告を見る限り、AppleのApp Storeでの収入はかなりのもので、収益を上げている市場としてはアメリカ、中国、日本、イギリスなどの国が含まれているとのこと。特に中国市場の年間成長率は90%にまで及んだことが判明している。
App Storeでの売上が増加してきているということに関しては、Appleの発表会などでも度々触れられているので知っている人も多いとは思うが、まさかここまで伸びているとは驚きだ。
新年一発目となる1月1日にも過去最高となる売上を記録したことから、App Storeの売上は今後もとどまるところを知らなさそうだ。