Apple、「iPhone 7」シリーズを1割程度の減産か 日本での販売は堅調

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2016年に発売した新型iPhoneの「iPhone 7」シリーズは、それなりに購入したユーザーは多かったものの、前モデルからの変更点が少なかったこともあり、購入を控えたユーザーもやはり多かったようだ。

日本経済新聞によると、Apple「iPhone 7」の2017年1~3月期の生産台数を、1割程度少なくする(前年同期比)ようだと報じている。

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大幅減産した「iPhone 6s」シリーズを更に下回る減産へ

日本経済新聞によると、「iPhone 7」シリーズの販売台数は、2015年に発売した「iPhone 6s」シリーズの販売台数を下回る結果になっているようで、2017年1~3月期の生産を(前年に比べて)1割程度減らす予定であるとのこと。

さらに同メディアによれば、「iPhone 7」シリーズは発売当初から前年同期比で2割程度少なく生産を行なっていたようだが、「iPhone 7 Plus」のデュアルレンズカメラのセンサーが不足したことから、発売当初の品薄が発生、販売不振に拍車をかけた。

日本では、初めて「FeliCa」へ対応したことから「iPhone 7」シリーズの販売は堅調だったとのこと。だが、それでも販売不振を補うことはできず、世界全体での販売台数は販売が不調だった「iPhone 6s」を上回ることはできなさそう。

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かつて世界的に大人気だった「iPhone」シリーズは、「iPhone 6s」の登場以降、販売台数が徐々に落ち始めている。

これは中華スマホのような超格安スマホの台頭により、スマホ市場が多様化したためと言われているが、「iPhone」などのコストパフォーマンス面が弱いハイエンド端末は、新たなユーザーの獲得のために圧倒的な性能差を見せつけることが求められる。

ただし、ここ1~2年に関してはそれらは実現できていない。一部の情報では来年発売の「iPhone 7s (もしくはiPhone 8)」がマイナーアップデートに留まるとも言われており、期待しづらい状況だ。

今後の端末次第では、さらにユーザー離れを加速させてしまうことになりかねないことから、Appleはもっと危機感を持つべきなのかもしれない。

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