11月初旬、Appleはカーボンナノチューブによって基盤の回路をつなぎ、電子信号を伝達するという技術の特許を取得したことが明らかになったことから、折り畳み式の「iPhone」を開発しているのではないかという情報があったが、やはり2018年に発売される「iPhone」は折り畳み式になるかもしれない。
韓国のニュースサイト「ET News」によると、韓国のLG DisplayがAppleやGoogleと提携し、スマートフォン向けの折り畳み式有機ELディスプレイの開発を行っていることが確認されたとのこと。
2018年には折り畳み式有機ELディスプレイの量産を開始
情報によると、LG Displayは2018年には折り畳み式有機ELディスプレイの量産を開始し、AppleやGoogle、Microsoftなどに供給を開始する予定のようだ。
LG Displayは過去3年間にわたり、本のように真ん中で二つ折りになるディスプレイや、丸めることができるディスプレイなどの様々な折り畳み式有機ELディスプレイのプロトタイプの発表を行っていることから、折り畳み式ディスプレイに関する技術のレベルは非常に高いことが分かる。
もしこの噂が本当であれば、2018年にAppleの「iPhone」やGoogleから発売されるスマホは折り畳み式になるのかもしれない。個人的にはあまり折り畳み式にするメリットは感じないので、本当に折り畳み式になるのかどうか、にわかには信じがたい話だが…。
ちなみに、2017年に発売される「iPhone 8 (iPhone 7s)」については、有機ELディスプレイが採用される「プレミアムモデル」なるものが登場し、ワイヤレス充電機能が搭載されたり、全面ガラス製になるなどと噂されていたが、最近になってプロセッサがアップデートされる程度のマイナーアップデートになるという噂も出てきており、情報が錯綜している状態だ。
2017年に発売される「iPhone」がマイナーアップデートに留まるのだとしたら、2018年の折り畳み式「iPhone」で大型アップデートとなることもありそうだ。
[ via MacRumors ]