現在、「iPad」シリーズは12.9インチ型/9.7インチ型「iPad Pro」、9.7インチ型「iPad Air 2」、そして7.9インチ型「iPad mini 4」の4モデル体制で販売が行われている。
これが2017年春には、全てのモデルが「iPad Pro」シリーズに置き換わり、ラインナップはインチ数で言うと、12.9/9.7/7.9インチの3モデルが販売されることが濃厚。情報では他にも10.1インチ(もしくは10.5か10.9インチ)モデルが登場すると噂されている。
ここで新たな情報。DigiTimesによると、Appleは新たに10.5インチモデルを用意しており、2016年12月には生産が開始されるとのこと。台湾のサプライチェーンからの情報のようだ。
9.7インチは小さすぎ、12.9インチは高価すぎる
Appleが10.5インチモデルを投入するのはなぜか。これはアメリカなど企業や教育機関などで使用されることを想定した場合、9.7インチモデルでは少し小さすぎ、また12.9インチモデルでは高価すぎると言うことから、その間をとった10.5インチモデルが必要になる。
これらの企業や教育機関には、10.5インチサイズのタブレットは一定需要があることから、Appleは本腰を入れて10.5インチモデルの投入を計画しているとのこと。
この10.5インチモデルに関しては、ほとんどスペックが明らかになっていない。ただ、12.9インチモデルに搭載された「A10X」と同じプロセッサが搭載されるようで、スペックとしては同端末と同程度になることが予想される。
これらに加えて、Appleは9.7インチモデルの廉価版の投入を検討しているとのこと。以前も噂されていたことだが、単純に現在販売されている9.7インチ「iPad Pro」を値下げして販売する可能性もあるという。
来春にiPadのラインナップを刷新すると見られるApple。端末サイズが異なるものの、新たなモデルを計画しているという情報が各所から出てくることから、Appleが実際に検討しているのはほぼ間違いなさそう。新型モデルは実際にどんな端末になるのだろうか、楽しみだ。
・iPad Pro (11インチ/13インチ)
・iPad Air (11インチ/13インチ)
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