本日、僕の手元にも届いた「MacBook Pro (Late 2016)」。ジェスチャ操作や「Touch Bar」の操作が非常に軽快で、とても良い端末に仕上がっている印象を受けたわけだが、一部のユーザーから同端末の不具合が報告されているようだ。
MacRumorsによると、「MacBook Pro」の13インチモデルと15インチモデルにおいて、3本指で行うジェスチャー「3本指ドラッグ」が正常に動作しない不具合が報告されていることが明らかになった。
「3本指ドラッグ」が動作しない、もしくは動作しない時がある
もしかすると「3本指ドラッグ」という機能を使っていない人もいるかもしれないので一応解説しておくと、この機能は(ウィンドウや文字の上などにポインタを置いた状態で)指を3本使ってトラックパッドの上を滑らせるように動かすと、それだけでウィンドウなどをドラッグすることができる便利機能だ。
狭いトラックパッドなどでドラッグするときなど、とても重宝する機能なので、この「3本指ドラッグ」が使えないとなると、かなり不便だ。
なぜこのような不具合が起きているかについては現段階では不明。症状としては、この「3本指ドラッグ」が動作しない、あるいは動作しない時があるなど様々だ。
幸いなことに僕の「MacBook Pro」では、まだこのような症状に遭遇しておらず、検証ができていない。ただMacRumorsのコメント欄や、Appleのサポートコミュニティなどを見る限り、同様の不具合に遭遇しているユーザーが一定数いるようだ。
これから「MacBook Pro (Late 2016)」を入手する方はこの不具合がないかどうか、確かめてみて欲しい。
ちなみに「3本指ドラッグ」は、「システム環境設定」から[アクセシビリティ]>[マウスとトラックパッド]>[トラックパッドオプション]を選択する。
そうするとポップアップが表示されるので、ポップアップ内の「ドラッグを有効にする」にチェックを入れ、「3本指のドラッグ」を選択し「OK」をクリック。これで有効化が可能だ。
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