先日、ガジェット類の分解に定評のあるiFixitが13インチ「MacBook Pro (Late 2016)」のTouch Bar搭載モデルの分解レポートを公開しており、SSDの換装ができないことなどを報告していた。
13インチと15インチではそこまで大きな違いはないようだが、本日、iFixitは15インチ「MacBook Pro (Late 2016)」のTouch Bar搭載モデルの分解レポートを新たに公開しているのでご紹介しよう。
15インチモデルの中身は13インチモデルをスケールアップしただけに近い
今回、iFixitが分解を行なったのは15インチ「MacBook Pro (Late 2016)」のTouch Bar搭載モデルで、内容はほぼ13インチモデルと同じだ。
この画像は底蓋を取り外したところだが、バッテリーの配置が少し違うだけで、ほとんど13インチをスケールアップしただけのように見える。
前回にも少し触れられていた謎のコネクタは今回も健在。噂によると、この部品はSSDにトラブルがあった場合にデータの復旧を行うために使われる部品なのではないかと言われているようだが、詳細は不明とのこと。
ロジックボードでは、Samsung製のSSDやMicron製のRAM、Intel製のThunderbolt 3 コントローラなどが使用されていることが判明。13インチモデルと同じで、相変わらずこれらの部品ははんだ付けされているとのことなので、こちらも自力でのSSDの換装は諦めたほうが良さそうだ。
そして、以下は13インチモデルの時にも分解に苦労したTouch Bar部分。iFixitによると、OLEDパネルを特定の位置に固定している接着剤が厄介なのだとか。
以上が今回のレポートの大まかな内容だ。iFixitによる今回の分解の評価は、13インチモデルの時と同じく10段階中の1。
理由は13インチモデルとほとんど同じで、ロジックボードにSSDがはんだ付けされてしまっていることや、Touch Barのディスプレイの交換が難しいことが挙げられている。間違っても自分で修理はしないようにしよう。
iFixitのレポートでは、上記で紹介したほかにもたくさんの部品が解説されているので、気になる人はこちらからレポートを見に行ってみてほしい。
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