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iFixit、13インチ「MacBook Pro (Late 2016)」のTouch Bar搭載モデルの分解レポートを公開

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MacBook Pro (Late 2016)」のTouch Bar搭載モデルは、つい先日からアメリカのユーザーの元に着々と届き始めている。日本でも最短の人は明日17日に到着ということで、明日を非常に楽しみにしている人も多いことだろう。

そんな中、iFixitがいつものごとく13インチ「MacBook Pro (Late 2016)」のTouch Bar搭載モデルの分解レポートを公開しているので内容をお伝えしよう。

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修理のしやすさは10点満点中1と最低スコアに

今回iFixitが分解を行なったのは、13インチ「MacBook Pro (Late 2016)」のTouch Bar搭載モデルだ。Touch Barの有無だけでも中の構造はだいぶ違うことが予想できるが、早速内容を見ていこう。

左:Touch Bar搭載モデル 右:Touch Bar非搭載モデル

まずは底蓋を取り外すと、排熱用のファンやSSD、スピーカーなどの部品が並べられており、先日iFixitが公開した13インチ「MacBook Pro (Late 2016)」のTouch Bar非搭載モデルの分解レポートの写真とは全く違う構造になっていることが分かる。

そして、こちらはロジックボード部分。SanDisk製のSSD(黄色の部分)やSamsung製のRAM(緑の部分)、Intel製のThunderbolt 3 コントローラ(オレンジの部分)などが使用されているようだ。

先日にはMacRumorsの読者から「MacBook Pro (Late 2016)」のTouch Bar搭載モデルはSSDがロジックボードにはんだ付けされてしまっており、ユーザー自身での換装は不可能であるという情報があったが、iFixitの分解レポートでもその点について触れられている。やはりユーザーでの換装は無理そうだ。

そして、iFixitが分解に手間取ったと説明しているのがTouch Bar部分。分解しにくく、Touch Bar自身が壊れやすいとのことだったので、間違っても同端末のTouch Barに乱暴な扱いをするのはNGだ。

今回の分解を通して、iFixitによる13インチ「MacBook Pro (Late 2016)」のTouch Bar搭載モデルの修理のしやすさのスコアは10点満点中の1。やはりロジックボードにSSDがはんだ付けされてしまっていることや、Touch Barのディスプレイの交換が難しいことから最低スコアとなってしまったようだ。

このほかにも様々な部品についての解説があるので、気になる人はぜひ分解レポートを見に行ってみてほしい。分解レポートはこちらからどうぞ。