11月10日に、日本でも一般公開が正式に開始された音楽ストリーミングサービス「Spotify」だが、同サービスを利用しているユーザーは最新バージョンにアップデートをすることを強くお勧めする。
その理由は、現在「Spotify」は最新バージョン「1.0.42.151.g19de0aa6」が公開しているが、これ以前のバージョンでは本体ストレージに1日に4,000万回、1時間に10GBものデータを書き込んでいたことが発見されているからだ。
本体ストレージに大量のデータを書き込み続けるバグが存在
これを見つけたのは、Spotifyを利用するKoutasn氏。同氏はこの問題を見つけてから、「Spotify」の掲示板に「私のノートPCのSSDに1時間に10GBものデータが書き込まれたのを見つけました。犯人捜しをしたところ、Spotifyでした」という書き込みを行ったとのこと。
Koutasn氏はこの後、SMARTデータを調査し、2時間半の間に約28GBものデータが書き込まれるのを確認。しかも、「Spotify」のアプリで曲を聴いていない状態だったにもかかわらず、データの書き込みはバックグラウンドで続けられていたとのことだ。
ストレージ(HDDやSSD)に対して、何度も大量のデータを書き込むという行為は、ストレージそのものの寿命を縮めてしまうことになるので、これは地味に大問題。
Koutasn氏の指摘を見たユーザーからは、「私も同じ状況。1日に100GBも書き込んでいる」という報告も挙がっている。
Paul Miller氏によると、この問題は「Spotify」のアプリケーションに存在するバグであることが明らかになっており、同現象が起きているユーザーはおそらく数千人程度だとのこと。全てのユーザーで起きていたわけではないことが幸いだ。
「Spotify」は、アップデートでこれらの問題を修正。端末のストレージを大事に使うためにも、「Spotify」の最新アップデートを適用させておくことを強くお勧めする。問題を解決したとされる最新版は「1.0.42.151.g19de0aa6」だ。
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