本日未明、AppleはiOSの最新ベータ版となる「iOS 10.2 Beta 2」を開発者向けに公開しているが、同バージョンの変更点が判明しているので詳しく紹介しよう。
「TV」アプリが搭載 日本での対応は未定
今回の変更点は大きく分けて3つある。まず1つ目は、先日のAppleの新製品発表イベント「hello again」でも発表されていた「TV」アプリの追加だ。
「TV」アプリは、動画アプリや「Hulu」などのストリーミング配信アプリを一度のサインインで利用できるプラットフォームを提供するアプリ。
同アプリはまだアメリカでのみの提供となっており、いずれは他の国でも使えるようになっていくと思われるが、日本での提供についてはまだ不明となっている。
「SOS機能」の追加 日本でも利用可能
そして、2つ目の変更点は「SOS機能」の追加だ。
この機能は、緊急時に電源ボタンを5回連続で押すことで起動することができ、現段階ではオーストラリア、ベルギー、ブラジル、カナダ、中国、フランス、香港、インド、イタリア、日本、ロシア、スペイン、イギリス、アメリカで利用することができる。
「ミュージック」アプリの一部UIが変更
3つ目の変更点は、「ミュージック」アプリのUIの修正。楽曲の再生中の画面にある「リピート」と「シャッフル」のボタンが以前より大きくなり、押しやすくなった。
以上が今回の変更点となっている。これらの変更点を実際に撮影した動画がMacRumorsから投稿されているので、気になる人はぜひ視聴してみてほしい。
また、前回のベータ版からスクリーンショットの音を消すことができる仕様となっていたが、この仕様は継続されているとのことなので、どうやらバグではなく正式な仕様である可能性が出てきた。
スクショ音の消音を望む声が前から大きかったのは確かなので、ぜひ次の正式版「iOS 10.2」アップデートで実装されてほしいものだ。
MacRumorsでは、「iOS 10.2 beta 2」の変更点をまとめた動画も投稿されている。文章よりも動画で確認したいという人は以下からどうぞ。