先日、日本にも「Spotify」が上陸し、音楽ストリーミング業界はさらに熱くなっているが、音楽ストリーミングサービスの「AWA」が「Freeプラン」の刷新を行っている。
本日「AWA」は、従来の「Freeプラン」の内容を刷新して新たに提供を開始したので、詳細をお伝えしよう。
月々の再生可能時間が20時間に延長、広告の表示は今まで通りなし
「Freeプラン」は、スマートフォン・PCなどの全デバイスで曲を指定して再生することができる「オンデマンド再生」や「プレイリスト作成・公開」といった「オフライン再生」を除く、全ての機能が無料で利用できるプランだ。
同プランでは1ヶ月の再生可能時間が従来の1時間から20時間に延長されたことで、より長く楽曲を楽しめるようになった。また、これまでと同様、広告の表示なしで利用することができるとのこと。
ただし、残念ながら「Freeプラン」での楽曲の再生は、新機能の「ハイライト再生」のみとなっており、これまでのように楽曲のフル再生ができなくなった。
「ハイライト再生」は「Freeプラン」だけではなく、「Standardプラン」でも利用できる機能。楽曲の盛り上がる箇所90秒間のみを、フェードイン・フェードアウト方式で再生する機能となっている。
刷新された「Freeプラン」についての詳細はこちらから確認してほしい。
これらの刷新は、「AWA」をラジオ代わりとして利用しているような人にはある意味嬉しい仕様変更かもしれないが、楽曲をフルで試聴したいというユーザーからは不満が出そうな変更だ。
もしフルで楽曲を聴きたい場合は、有料プランを選ぶか、「Spotify」などの他のサービスを利用する必要があるだろう。
ちなみに「Freeプラン」の刷新が行われたことで、「Liteプラン」は新規加入の受付を終了し、2016年12月6日には自動的に解約される。解約後は有効期限が切れるまで利用できるとのこと。