先日発売された新型「MacBook Pro (Late 2016)」に搭載されている部品について、詳細が明らかになった。
Apple製品の分解などに定評のあるiFixitが、13インチ「MacBook Pro (Late 2016)」の「Touch Bar」非搭載モデルの分解レポートを公開しているのでご紹介しよう。
バッテリー容量は少なくなったものの、連続駆動時間は前モデルと変わらず
iFixitのレポートによると、「MacBook Pro (Late 2016)」に搭載されているバッテリーは54.5Whとなっていて、2015年に発売された13インチの「MacBook Pro (Early 2015)」から27%少なくなっていることが判明。
Apple公式サイトで掲載されているバッテリーの連続駆動時間は「MacBook Pro (Early 2015)」と同様の10時間となっていることから、「MacBook Pro (Late 2016)」はかなり省エネ化が図られたものと思われる。
「MacBook Pro (Late 2016)」に搭載されているSSDストレージはSunDisk製のものが使われており、iFixitもこれまで見たことがないAppleのカスタムSSDコントローラが採用されているとのこと。
これらは取り外しが可能となっているようなので、Appleの保障対象外とはなるがSSDの換装もできそうではある。
また、気になる第2世代のバタフライキーボードは、実際に触った人からは12インチ「MacBook」のキーボードよりも押しやすいとの評判だったが、やはり内部は明らかに違う構造となっているようだ。心なしかキーが深くなっているような気もする。
他にもiFixitは様々な部品について解説しているので、気になる方はこちらから実際にレポートを見てほしい。
ちなみに、今回の「MacBook Pro (Late 2016)」のiFixitのリペアスコアは10段階中の2(10が最も簡単)とかなり難しい。間違っても自分で分解はしない方が良さそうだ。