先日、Appleは待望の新型「MacBook Pro」を発表。注目の新機能「Touch Bar」が搭載したモデルも間もなくユーザーの手元に届く予定だ。
僕も「Touch Bar」が搭載されたモデルを購入したので、今か今かと到着を待っている状況だが、KGI SecuritiesのMing-Chi Kuo氏は、2017年に発売する予定の次期「MacBook Pro」に関して、少しばかり聞き捨てならないレポートを公開している。詳細をお伝えしよう。
Ming-Chi Kuo氏が公開したレポートによると、Appleは来年に発売する次期「MacBook Pro」に、32GBのRAM容量を搭載させる(おそらくはオプションを追加)予定であるとしていて、しかも現行モデルと比べて安い値段で販売する予定であるという。
来年発売の次期「MacBook Pro」には32GBのRAMが搭載?
マイナーアップデート端末が登場するときに、Appleは端末価格を従来モデルから安く販売することは往往にしてよくあることなので特段驚きはないのだが、気になるのはメモリ32GBのオプションが追加されるという点。
今回発表された新型モデルには、13インチモデルと15インチモデルのいずれもRAM容量の最大が16GBで、それ以上の32GBを搭載することはできなかった。
これに対しては多くのユーザーが嘆く結果となっており、とあるユーザーはAppleに問い合わせも行なっている。
問い合わせの結果は、32GBのRAMを搭載するとバッテリー持ちが悪くなるということから搭載を見送った経緯が明らかになっているのだが、今回のMing-Chi Kuo氏のレポートによると、もしかすると来年まで購入を待てば、32GBを搭載できるモデルが手に入るかもしれないというのだ。
これは、もし来年の「MacBook Pro」にIntel製のプロセッサ「Canonlake」を搭載した場合、消費電力を引き下げることができる(LPDDR4メモリを搭載できるから)ので、32GBのRAMを搭載することも可能になるのだとか。
だが、もしIntelが「Canonlake」の量産体制を来年までに整えることができなかった場合は、次期「MacBook Pro」には「Coffee Lake」が搭載されることになり、消費電力を大きく引き下げることができないので、RAM容量の最大は16GBのままとなるとのこと。
つまり結論としては、来年まで待ったとしても、必ずしも32GBを搭載できるモデルを手に入れられるかどうかは分からないということだ。
来年まで待てば、32GBのRAMを搭載できるモデルが登場するとなると、おそらく割と多くのユーザーが購入を控えたかもしれない。
だが、それも来年になるまで分からないというのが正直なところなので、値段が下がるのを待つ必要がなければ今年買ってしまってもいいのではないかと個人的には思っている。買うかどうかは自身のお財布と、現在のPC環境と相談して欲しいところだ。
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[ via MacRumors ]