以前から噂されていたAppleの新型ディスプレイについては、今回のスペシャルイベントで発表されることを期待していたユーザーも結構多いはず。
だが蓋を開けてみれば、発表されたのは新型「MacBook Pro」だけ。その代わり、AppleはLG製5Kディスプレイの販売を開始し、「MacBook Pro」の「Thunderbolt 3」接続による高解像度出力に対応させた。
だが、やはり気になるのはAppleの純正ディスプレイ「Thunderbolt Display」だ。前モデルがApple公式サイトから消えてから久しいが、いつになったら新モデルが登場するのだろうか。
どうやら残念なことに、このディスプレイ、完全に廃止になるそうだ。
Appleの純正ディスプレイは今後開発が行われないことが判明
The VergeのNilay Patel氏によると、Appleは同氏に対し「スタンドアロン型ディスプレイの開発を行わない予定」であることを明らかにしたことが明らかになった。
Good notes by @jsnell. I can add that Apple told me it’s out of standalone display biz. https://t.co/6t1KqQODwD
— nilay patel (@reckless) 2016年10月28日
Appleの純正ディスプレイに関する情報は複数のソースが伝えていたが、6月にBuzzFeedのJohn Paczkowski氏が伝えた後、噂はパッタリとなくなってしまった。
それ以降、噂が一切出てきていなかったことから、少なくとも純正ディスプレイの開発を中止したのは6月以降で、割と最近になってから決定が下された可能性があるという。非常に残念だ。
冒頭でも少し触れたが、Appleは今回のスペシャルイベントでLG製の「LG UltraFine 5K Display」を発表した。
同ディスプレイは27インチの画面を持ち、最大5Kの解像度の出力が可能。「MacBook Pro」に搭載された「Thuderbolt 3」ポートとケーブルを繋ぐことで出力でき、同時に「MacBook Pro」本体の充電をすることが可能。
純正ディスプレイでないのが残念ではあるが、「MacBook Pro」側から画面の明るさを調節したりもできるので、もし新型「Thuderbolt Display」が欲しかった人は購入してみてもいいのではないだろうか。
「LG UltraFine 5K Display」は、129,800円(税別)。2016年12月に販売が開始される予定となっている。
▼ Apple公式サイトでMacBook製品をチェック
・MacBook Air
・MacBook Pro
▼ Macアクセサリ
・Magic Keyboard
・Magic Trackpad
・Magic Mouse
・その他
▶︎ 学生・教職員向けストア
[ via MacRumors ]