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「wena」が復活。ソニーからスピンアウト後、初の後継モデル『wena X』3月20日からクラファンで展開へ

augment AI(オーグメント・エーアイ)は3月17日、腕時計のバックル部にスマート機能を凝縮した「wena」シリーズの最新モデル「wena X(ウェナ クロス)」を発表した。

本製品は、ソニーグループから事業を継承した開発チームがスピンアウトして立ち上げた新会社による初のプロダクトとなる。3月20日11時より、クラウドファンディングサイト「GREEN FUNDING」にて先行予約がスタートする。

復活「wena」は、2way構造と世界最小ボディーの両立が特徴

「wena X」は、ソニーグループが手掛けていた「wena」事業をaugment AIが引き継ぐかたちで、新たに開発した新型スマートウォッチだ。同製品の最大の特徴は、腕時計スタイルとスマートバンドスタイルを自由に行き来できる「2way構造」。

ワンタッチでバックルモジュールを着脱できる新機構を採用しており、外出時は好みの腕時計ヘッドと組み合わせてフォーマルに、運動時や就寝時はバックル部を外して軽量なスマートバンドとして単体利用できる。対応するラグ幅は16〜24mmと幅広く、多くの腕時計に装着可能となっている。

本体は、1.0インチ以上のフルカラーディスプレイを搭載した主要メーカーのスマートウォッチとして「世界最小」を実現した。前モデル「wena 3」と比較して全長を8.5%小型化しながらも、ディスプレイは1.53インチの曲面AMOLED(有機EL)へと約1.7倍に拡大され、視認性が向上している。

外装には高級腕時計にも使用されるステンレス素材「SUS316L」を全金属パーツに採用し、表面には従来の5倍以上の硬度を持つDLC(ダイヤモンド・ライク・カーボン)コーティングを施すことで、高い耐摩耗性を確保した。

独自の充電端子を採用するため充電時にはクリップ型のアダプタを装着し、USB Type-Cケーブルを接続する
充電用のアダプタは紛失した場合にも別途購入できる

独自OSとAI睡眠分析で「睡眠・運動」を強化

小型化と長期間駆動の鍵となるのが、独自開発のRTOSベース「wena OS」だ。汎用OSではなく専用に最適化されたこのOSは、緻密なスリープ制御により、わずか80mAhの小型バッテリーで最大1週間の連続駆動を可能にしている。また、3波長統合型の光学式心拍センサーを搭載し、センシング精度を従来機の86.8%から93.3%へと向上させた。

特に注力されたのがヘルスケア機能で、東京大学発のスタートアップ「ACCELStars(アクセルスターズ)」と資本業務提携を行い、医科学研究に基づくAI睡眠分析機能を共同開発した。4段階の睡眠ステージ判定や仮眠検出、睡眠スコアの可視化に対応する。

運動面では130種類以上のエクササイズ計測が可能で、トレーニング効果や筋肉の回復時間なども詳細にデータ化する。なお、取得したヘルスログは日本国内のサーバーで保管・管理する方針だ。

機能面では、天気やアラームといった基本アプリのほか、ChatGPTとの連携機能も内蔵する。将来的には指を鳴らす動作で操作するジェスチャー機能や、国際ブランド対応のNFC決済機能の実装も予定されている。ちなみに、FeliCaは搭載しないため、Suicaなどのサポートは行われない。

クラウドファンディングの価格は、超早割(先着500本)で「wena X loop rubber」が4万6800円、メタルまたはレザーバンドとエンドピースのセットが5万6800円となっている。製品の発送は2026年12月末から順次開始される予定だ。

また、wena誕生10周年を記念したスイス製ムーブメント採用の機械式スケルトン腕時計セットも、400本限定(34万9800円)で同時に先行予約を受け付ける。

▶︎ wena|公式サイト