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JR西日本、在来線を含む全乗務員が「iPad」を携帯することに 乗客への案内の充実や業務負担の軽減が目的

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Appleが世に送り出した「iPad」はとても優秀なタブレット端末で、個人で使っている人はもちろん、ちょっとおしゃれなカフェのレジや、回転寿司の注文画面など、様々な場面で利用される機会も多い。

そんな「iPad」だが、JR西日本に導入されることが決定したようだ!JR西日本は、在来線を含む全乗務員が「iPad」を携帯することになったと発表している。

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JR西日本の全乗務員が「iPad」を携帯、台数は全部で約8,600台

同社は、平成27年から山陽新幹線や北陸新幹線の乗務員に試験的に「iPad」を導入していたようだが、導入後は異常時の情報共有や外国人への案内などに効果を発揮していたことが判明。

これを踏まえ、同社は在来線においても異常時対応能力の向上、乗客への案内の充実を目的として、全乗務員への「iPad」の導入に踏み切ったようだ。

乗務員が携帯する「iPad」については、運転士が「iPad Air」、車掌及び客室乗務員が「iPad mini」となるようで、全乗務員が携帯するので導入台数は約8,600台。「iPad」の導入は平成29年1月以降から順次導入予定だそうだ。

「iPad」の導入により、異常時の情報共有や外国人への案内の他にも、異常時の臨時の運転用時刻表を画面上に表示させ、運転手がわざわざ新しい時刻表を準備する時間を短縮したり、マニュアルや規定などを電子化(ペーパーレス化)することによって従業員の負担軽減や省資源化を実現することができるとのこと。

iPad一つを導入するだけでこれだけの業務改善が実現できるというのは驚きだが、iPadが僕らの生活を一変させたことを考えれば納得でもある。今後はJR西日本の車掌がiPadを持ち歩くことを見るのが当たり前になるのかもしれない。無理だと思うが、乗務員の好みで端末カラーの希望など出せたら嬉しいですね。

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[ via Linkman ]