今年の9月にリリースされたばかりの「iOS 10」。「史上最大のアップデート」と呼ばれているように多数の新機能が搭載された反面、バッテリー持ちが悪化したりフリーズが多発するなど、いくつか問題点が指摘されていたりもするが、普及率という点においてはかなり早いペースで導入が進んでいるようだ。
MixpanelやFiksuの独自調査によると、当記事掲載時の「iOS 10」のシェアはすでに67%を突破しており、過去の「iOS」の中でも最速の普及ペースとなっていることが判明している。
「iOS 10」がこれほどまでに普及が進んでいる理由は現段階では明らかになっていないものの、既存の端末に「iOS 10」がインストールされているだけでなく、先日発売になった「iPhone 7 / 7 Plus」がそれなりに売れていることもシェア率の向上に貢献していることも可能性としては高そうだ。
ちなみに9to5Macによると、Appleは今回の「iOS 10」からアップデート通知時期をズラした可能性が指摘されているようで、上記のグラフを見るとわかる通り、リリースから半月ほどの所で、再び普及ペースが早まっている点がある。
これはAppleがユーザーに対し、「iOS 10」へのアップデート通知を意図的にズラし、時差式にアップデートファイルの提供をしたのかもしれないとのこと。
ユーザー数も多くなってきたこともあり、多くのユーザーが同時にアップデートすることによるサーバー負荷などを考慮したのかもしれないが、これに関してはAppleは何も公表していないことから事実かどうかは不明である。
【完全保存版】「iOS 10」の新機能・変更点の完全ガイド 9つの変更ポイントを押さえておこう
#$Appleは9月13日(日本時間9月14日午前2時頃)、一般ユーザー向けに待望の正式版「iOS 10」をリリースした。 「#$iOS 10」では前バージョンの「iOS 9」から多数の新機能や変更点が追加されていることはすでに当サイトでも...