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ここ最近になって急激に公衆無線LAN環境が整い始めてきた東京都内だが、訪日旅行客への利便性確保のために、東京都港区が新たな公衆無線LANサービスの提供を始める。
東京都港区は、公衆無線LANサービス「Minato City Wi-Fi」を9月30日から提供を開始することを発表した。NTTBPによると、「Minato City Wi-Fi」は防災対策の充実や行政サービスの向上を図るため、そして区民や国内観光客、訪日外国人などの利便性を向上するために提供される無料の公衆無線LANサービスであるとのこと。
災害時は幹線道路や駅周辺での通信手段として、そして平時には「観光・交通情報の取得」や「SNSを活用した情報発信」等が期待でき、もちろん区民でなくても無料で同サービスを利用できる。
サービスはまず、港区本庁舎・芝地区総合支所、麻布地区総合支所、赤坂地区総合支所、高輪地区総合支所、芝浦港南地区総合支所、芝浦港南地区総合支所台場分室、台場区民センター、お台場学園前 、お台場レインボー公園前、お台場海浜公園西口広場、お台場海浜公園東口広場、台場交差点付近で提供され、今後は民間事業所や店舗等を対象に参加を呼びかけ、さらなるエリア拡大を模索するようだ。
SSIDは「Minato_City_Wi-Fi」もしくは「Minato_City_Wi-Fi_01」。「Minato City Wi-Fi」はアプリ「Japan Connected-free Wi-Fi」に対応しており、一度アプリの利用登録を行えば全国15万アクセスポイントに接続できるようになるので、同サービスを利用する方はぜひこのアプリを活用してほしい。