Twitterには度々経営難や買収の話は上がっているものの、ついに大手企業に買収される日が近づいてきているのかもしれない。
CNBCによると、TwitterはGoogleなどの大手企業から買収の提案を受けており、近々その提案を受ける可能性があるようだ。
買収を提案しているのはGoogleやセールスフォースなどの大手企業
Twitterが買収の提案を受けている企業は、Googleやセールスフォース・ドットコムを含む大手企業。
Twitterは顧客基盤が大きいサービスであることに加えて、よりリアルタイムに近い情報のやり取りができるサービスであるため、こういったサービス基盤を持っておきたいという企業は多く存在する。特にGoogleは「Google+」のユーザー数があまり伸びていないことから、Twitterを喉から手が出るほど欲しがっていてもおかしくはない。
この件についてCNBCが各企業にコメントを求めたところ、セールスフォース・ドットコムはコメントを拒否。その他の企業については期日までにコメントが得られなかったとのこと。
現在、Twitterはユーザー数や売り上げの低迷からサービスの改善や新機能の追加などを随時行っており、先日も140字の文字数制限の緩和を行ったばかり。
しかし、様々な策を講じても一向に利用者の増加は見られなく、株価もジワジワと下がってきていることから、このままでは本当にTwitterが買収されてしまう可能性は十分ある。
そうなると気になるのが「Twitter」というサービスの在り方だ。これまでのサービス形式では成果が出ないと判断されてしまった場合は、買収先の企業によって大きくテコ入れされてしまうということもあり得るため、現在のようなTwitterの使い方ができなくなってしまうかもしれない。
日本ではTwitterのユーザー数は比較的多い傾向にある上に、ユーザーからは特に不満も挙がっていないようなので、できればサービスはこのままで継続してもらいたいところだ。