スウェーデン発の音楽ストリーミングサービス「Spotify」が、ようやく今月にも日本に上陸するらしい。
TechCrunchは、定額制音楽ストリーミングサービス「Spotify」が9月中にも日本でのサービス展開を開始する予定であることを伝えている。
有料プランは月額1,000円程度
「Spotify」については、先日から日本でのサービス提供が囁かれていて、すでに一部のユーザーの間でクローズドベータが開始されていることが伝えられていた。
そして、近日中にも一般ユーザーにもサービスの提供が開始される予定だと言われていたのだが、その時期は今月中。具体的には9月の終わり間際にも、サービスの開始がアナウンスされる予定であるとのこと。
「Spotify」の提供する定額サービスは、月額およそ1,000円(10ドル)程度になるとのことで、競合他社のサービスと同じような料金体系になる可能性が高い。
無料サービスのプランの提供も開始されるという話も出ているようだが、こちらについてはまだ具体的なサービス内容は判明していない。
Spotify、世界で有料会員4,000万人を突破
現在、「Spotify」のサービス提供国は数多く、海外の主要な国ではすでにサービスが展開されている。
先日の発表では有料会員数は4,000万人を超え、今年の3月から約1,000万人ほど会員数が増えた。
40 is the new 30.
Million. 😄— Daniel Ek (@eldsjal) 2016年9月14日
Appleが提供する「Apple Music」も、1,700万人以上の有料会員がいることが分かっているので、定額制音楽ストリーミングサービスは世界中でも一定の需要があるのは明白。無論、日本も例外ではない。
日本でのサービス提供がどれほどの規模、質になるのかは定かではない。だが、AppleやAmazon、LINEなど大手企業が同様のサービスの提供を開始していることから、生半可なサービスではシェアを奪うのは難しい。
今後は定額制音楽ストリーミングサービス業界の生き残りをかけて、サービスの質が問われることになりそうだ。