【レビュー】「Mpow Magneto Bluetoothスポーツイヤフォン」はiPhone 7用ワイヤレスイヤフォンとして使えるかも

mpow5

先日、待望の「iPhone 7 / 7 Plus」がAppleスペシャルイベントで発表され、ようやくその全貌が明らかになった。

様々な新機能が発表されたわけだが、「iPhone 7 / 7 Plus」は事前の予想通りイヤフォンジャックが廃止され、今までの有線イヤフォンを使うには、同梱されるアダプタなしでは無理になった。

もちろん有線イヤフォンはアダプタを使えば問題なく使用できるわけだが、毎回アダプタを持ち歩くのも面倒だし、そもそもクールじゃない。

Appleはワイヤレスイヤフォンの使用を推奨しており、「AirPods」という新型ワイヤレスイヤフォンも登場したが、残念ながら値段が高い。

どうにかコストパフォーマンスが高いワイヤレスイヤフォンがないだろうか、と考えている方に今日は「Mpow Magneto Bluetoothスポーツイヤフォン」を紹介しよう。

スポンサーリンク

まずは恒例のパッケージ、内容物のチェック

こちらがMpow社に提供していただいた「Mpow Magneto Bluetoothスポーツイヤフォン」の外箱。かなりシンプルで、手に持った感じはとても軽い。

mpow1

mpow3

箱の中にはイヤフォン本体と充電に使うmicroUSBケーブル、取扱説明書、そして大量のイヤーピースとイヤーフックが同梱されていた。

mpow4

ワイヤレスイヤフォンのデザインはこんな感じ。本体デザインは黒で統一されているが、ところどころシルバーの金属素材が使われていてキラキラ輝く。本体サイズは少し大きめ。

mpow6

ケーブルはきしめんタイプで好みは分かれそうだが、長さはちょうどいい感じ。歩きながら使っていても特に邪魔には感じない。

イヤフォンの背面にはマグネットが内蔵されており、使わないときは背中合わせにしてくっつけることで、カバンなどにしまっておいてもケーブルが絡まったりしない。

また、音楽の再生や停止に関しては左右のイヤフォンをマグネットでくっつけたり外したりすることで、コントロールできる。わざわざiPhoneで操作する必要がないのが嬉しいところ。

mpow8

ケーブル途中にはリモコンも備え付けられていて、音量のコントロールや曲送りなども可能。真ん中の大きめなボタンで音楽の再生/停止、長押しすることで電源オン/オフができ、+ボタンで曲戻し、−ボタンで曲送りになる。

mpow10

充電には、本体(R側)の上部にあるキャップを開けて、中にある充電ポートにmicro-USBを接続して充電する。充電中は先ほどのコンロトーラー部分にLEDライトが赤く光るのだが、充電が完了すると白LEDが光るのですぐ分かるはずだ。

mpow11

イヤーピースやイヤーフックは自身の耳に合ったものを装着しよう。たくさん用意されているので、最初見るとどれがいいのか分からないかもしれないが、しっかり大中小の3種類がそれぞれ用意されている。

mpow9

スポンサーリンク

音質は割と良好。低音が強めで高音が少し弱い

次に音質について。「Mpow Magneto Bluetoothスポーツイヤフォン」の音質は正直に言うとまぁまぁといったところ。

今回は外での使用を考えて、iPhoneでペアリングしてみたのだが、音は途切れずに聞こえるし、全体的に音は低音、高音、中音域のどれもしっかり出ている印象で、ボーカル曲はほとんど問題なく聞こえる。

mpow7

密閉性は割と高めなので、外の音はほとんどシャットアウトして音楽を聴くことができる。

ただ聞いているうちに感じるのは高音域が弱い点。同製品が得意なのは割と低音域だと思うのだが、高音になると少し迫力不足を感じるかもしれない。

オーディオコーデックは、「apt-X」に対応しているのだが残念ながらiPhoneは同コーデックは対応していない。

正直、コーデックに関してはそこまで重視するものでもないと思うが、もしこのイヤフォンを最大限に活かしたいなら「apt-X」に対応したスマホを使用するといいだろう。

ちなみに、Amazonでのレビューを読んでいて気になったのは「ホワイトノイズ」が発生すると言う点。これに関しては正直僕は気にならなかった、と言うかほとんど聞こえなかった。

むしろ気になったのは服や腕などに当たった時のタッチノイズ。同製品は耳の後ろを回して装着する通称「SHURE掛け」が出来ないので運動しながら使うとガサガサと気になってしまうこともあるかもしれない。

バッテリー持ちは一般的 音楽再生で最大8時間

ワイヤレスイヤフォンといえば、気になるのがバッテリー持ちの長さ。ワイヤレスイヤフォンはサイズ自体が小さいので、どうしてもバッテリー容量が小さくなりがちだ。

mpow2

同製品も例外ではなく、バッテリー持ちに関しては一般的な連続8時間駆動(音楽再生時)。待機状態では300時間の駆動が可能で、フル充電までは2時間もあれば完了する。

ちなみに、Bluetooth 4.1に対応しているのでiOS端末からはバッテリー残量を確認することができる。

コストパフォーマンスは最高クラス ワイヤレスイヤフォンにしては破格な値段

「Mpow Magneto Bluetoothスポーツイヤフォン」の一番のグッドポイント、それはコストパフォーマンスが高い点。

同製品はワイヤレスイヤフォンでありながら、音切れも少なく、音質も割と良好。バッテリー持ちも一般的でありながら、価格が2,588円(当記事の執筆時)とかなり安い。

mpow12

最高の音質で、最高の品質とまではいかないが、価格以上の製品であることは間違いない。

個人的にはスポーツイヤフォンを謳うなら防水機能もつけて欲しかったところなのだが、さすがに値段的に厳しかったのだろうか。

一応、汗くらいは大丈夫そうなのだが、もし水濡れを気にするなら運動時や雨天に使うのは避けたほうがいいかもしれない。

冒頭でも触れたとおり、新型iPhoneの「iPhone 7 / 7 Plus」はイヤフォンジャックが廃止される。

そうなると、今後のイヤフォンのトレンドはワイヤレスイヤフォン。もしワイヤレスイヤフォンの購入を考えているなら、入門編としてコストパフォーマンスの高い「Mpow Magneto Bluetoothスポーツイヤフォン」を試してみてはどうだろうか。

アクセサリレビュー
FOLLOW US
タイトルとURLをコピーしました