スマホを使っているユーザーで、普段から車に乗る機会がある人だったら、おそらく一度は便利なスマホ置き場を作ることを模索するはず。
最近の車には、最初からスマホ置き場が設けられているパターンもあるようだが、そのスマホ置き場はただ単にスマホを置けるだけで、実際便利に使えるものであるとは限らない。
しかも、ドン・キホーテやオートバックスのような車アクセサリー用品を扱う店でも車載スマホホルダーは多数販売されているが、それらの製品は正直使いづらく、僕も前から便利な車載スマホホルダーを探していた。
今回、Omaker社から車載スマホホルダー「Omaker Universal Car Holder 3in1」を提供していただいたので実際に1週間ほど使用してみた。実際に使ってみた感想をレビューとしてお届けしよう!
Omakerの3in1車載スマホホルダーは使い方を選ばない
こちらが今回紹介する「Omaker Universal Car Holder 3in1」というスマホホルダー。パッケージや内容物を確認していこう。
まずはパッケージ。おもて面にどんな製品か分かるように、商品を撮影した画像が掲載されており、3way方式で使用することが明確に示されている。
上部にはOmakerらしくライトイエローに黒文字でメーカーのロゴが。個人的にはOmakerのロゴは好きなので、居間にでも飾っておきたいくらい。
側面や背面には製品の品質と直接の関係はないが、パッケージのクオリティはやはり製品の品質と共通することが多い。
中にはスマホのホルダーパーツが1つと、車に取り付けるためのパーツが3種類。そのほかにも説明書が同梱されていた。
車載取り付け用の3種類のパーツは、エアコンの吹出口用の小さいパーツが1個と、ダッシュボードや窓に取り付けるための吸盤付きマウントが大小で2個。
ユーザーの車にあったパーツを選ぶことで、自分の好きな場所にスマホホルダーを固定することができるはずだ。
ホルダーとマウントパーツを取り付けるとこんな感じ。取り付け方は決して難しくはないが、ここで説明すると少し長くなるので詳しくは取扱説明書をご覧ください。
スマホの取り付けは、背面のボタンを押すことで両サイドのアームを広げたのちに、サイドからアーム部分を狭めつつスマホを挟む。シリコンのような素材で挟むのでスマホを傷つけず、しっかりと固定することができる。
Omkaerの3in1車載スマホホルダーをチェック中。スマホの付け外しが簡単で便利! pic.twitter.com/dMmf2Nkfha
— NANA@corriente.jp (@NANA_CoRRiENTE) 2016年9月10日
「3in1」の魅力は車との相性を気にしなくても良いところ
実際に僕の車に取り付けてみた。
まず最初に試してみたのは吸盤付きのマウント小タイプ、おそらく一番ベーシックなものだ。ダッシュボードが平らであればどこにでも装着できるので、個人的には一番のお気に入り。
マウントやホルダー自体はそこまで大きくないので、運転する上で邪魔になることはなく、吸盤もしっかりくっついているためガタガタ道でも問題なく使うことができた。
もう一つ大きいサイズのマウントも使用してみたが、こちらは個人的にはあまりオススメしない。というのも長いアームのおかげで車のスピードが上がるとどうしてもスマホが揺れてしまうからだ。
運転中にスマホを見ることはないにしても、目に入る場所で何かがグラグラ揺れているのを見続けるのは意外とストレス。このマウントは他のマウントが使えなかった場合に使うと良いだろう。
そして、最後に試したのは僕が「Omaker Universal Car Holder 3in1」を提供してもらうまで使ってきたものと同じ、エアコン風の吹出口に設置するタイプのマウント。
こちらは、エアコンの形によってはもしかすると設置するのが難しい車種もあるかもしれないが、設置できれば運転中に視界を遮ったりしないので運転の邪魔にならないはず。
この製品の良い点は、名前の通り「3in1」であること。3種類の使い方が可能で、ユーザーの使っている車の形状に合わせて自由にカスタマイズができる。おそらくこの3種類があれば、どれかしらかは自分にピッタリのマウントがあるはず。
ちなみに、スマホを受ける爪の間に隙間が設けられているので、iPhoneであれば充電ケーブルを接続することもできるのは非常に大事な点だ。
また、マウントの取り付け方によってはスマホを横にすることもできるので、動画を見たりするときなどは役立つかもしれない。
ただ、個人的に「Omaker Universal Car Holder 3in1」について気になったのは、せっかくマウントが3種類もあるのに、用意されているスマホホルダーが1個だけということ。
僕の場合はスマホを何台も持っているので、せっかくマウントが何個も用意されているんだったら、欲を言えばもう一つスマホケースをつけて欲しかったかな。
先日も、dodocoolのマグネット式スマホホルダーのレビューをお伝えしたが、こちらは車によってはエアコン吹出口の位置が悪くマグネット式のものを使えなかったり、そもそもマグネットでホルダーにスマホをくっつけるのに抵抗がある人にとってはあまり魅力的な製品ではないかもしれない。
その点、コスパの面ではdodocoolの製品には敵わないかもしれないが、車種との相性を気にすることなく使えるという点では、「Omaker Universal Car Holder 3in1」の方に軍配が上がる。
また、値段も1,399円とお求めやすい価格になっているので、「車内でスマホを快適に使いたい!」「スマホホルダーは持っているけど、もっと便利なスマホホルダーが欲しい!」、そんな悩みをお持ちのかたは、ぜひ「Omaker Universal Car Holder 3in1」を 使ってみて欲しい。