今月7日に発表が予定されている新型iPhoneの「iPhone 7」は、デザインなど外観の仕様こそほとんどが明らかになっている状態だが、内臓されているプロセッサやRAM容量に関してはまだまだ不明なことばかり。
「iPhone 7」には「A10」と呼ばれる次世代プロセッサが搭載される見込みであることは以前から当サイトでもお伝えしている通りだが、その「A10」プロセッサのベンチマークスコアが公開されているようなので、詳しく紹介しよう!
「iPhone 7」のRAM容量は2GBになる模様
iPhoneに関するリーク画像を多数提供してきたNowhereelse.frのSteve Hemmerstoffer (@stagueve)氏によると、Primate Labsに「iPhone 7」のベンチマーク結果をスクリーンショットした画像が公開されているようだ。
こちらが、そのベンチマークスコア結果。これはiOSのベンチマークアプリ「Geekbench 4」で計測したスコアだと思われるが、シングルコアのスコアで「3379」、そしてマルチコアのスコア「5495」と非常に高いスコアを叩き出していることが確認できる。
ちなみに、現行モデルの「iPhone 6s」の「A9」プロセッサは、それぞれ「2489 (single-score) / 4102 (multi-score)」となっていることから、スコアだけで見ると30%~35%ほど性能が向上していることになる。
また下部の「Memory」と書かれたRAM容量を示す部分に関しては「2000MB」と書かれており、やはり「iPhone 7」のRAM容量は2GBであるようだ。
ちなみに、プロセッサを示す部分に「A10」ではなく「ARM @ 396MHz 2processors」と書いてあるのは、おそらくGeekbenchアプリに同プロセッサのCPU名が登録されていないからだと思われる。
ただ、これらのベンチマークスコアは偽造するのが簡単で、今回の情報も偽物である可能性は十分にある。
そのため、これが「iPhone 7」である保証はどこにもないわけだが、もし本当だとしたら「iPhone 7」のスペックはかなり向上したものになる可能性が高い。
できればRAM容量は増やしておいて欲しいところなのだが、以前からの噂通り「iPhone 7 Plus」のみ増量になるのだろうか。ちなみに、「iPhone 7 Plus」には3GBのRAMが搭載されると噂されている。
ちなみに、今回ベンチマークスコアを計測した「Geekbench 4」は現在リリース記念で無料となっているので、欲しい方は以下からどうぞ。