先日、Appleのスペシャルイベントの日程が正式に発表され、「iPhone 7」のお披露目まであと少しとなったわけだが、新たな製品の誕生と同時に、サポートが終了してしまう端末が新たに指定される予定のようだ。
9to5Macによると、Appleの内部文書から、「iPhone 4」やその他数種類の製品が「ビンテージ製品とオブソリート製品」に追加される予定であることが判明したとのことなので、詳細をお伝えする。
ついに「iPhone 4」が「ビンテージ製品とオブソリート製品」に
今回「ビンテージ製品とオブソリート製品」に指定されるとみられる製品は、以下の通りだ。
・Mac mini (Mid 2010)
・Mac mini Server (Mid 2010)
・MacBook (13-inch, Aluminum, Late 2008)
・iPhone 4 (CDMA)
・iPod shuffle (2nd Generation, Late 2007)
・iPod shuffle (2nd generation, late 2008)
・iPod class (120GB)
・iPod touch (2nd Generation)
・iPod nano (4th Generation)
これらの製品は、「ビンテージ製品とオブソリート製品」となり、今後Appleのハードウェアサポートが受けられなくなる。
ビンテージ製品とは、製造中止から5年以上7年未満の製品のことを指し、アメリカで製造されたApple製品やトルコで製造されたMacを除いた製品はハードウェアサポートの提供を終了するというもの。
つまり日本で購入した製品で、製造中止から5年以上経過したもののほとんどがこれに該当し、「事実上のハードウェアサポート終了」ということになる。
ハードウェアサポートが終了した場合は、直営店やサービスプロバイダでもハードウェアの修理をすることができなくなるので、上記の製品を使っていて不調があるユーザーは、早めに修理を出すなり、新製品を購入したりしよう。
上記の製品が「ビンテージ製品とオブソリート製品」に指定されるのは、スペシャルイベントの翌週の9月13日(現地時間)とのこと。修理の依頼をするのであれば、それまでに必ず済ませておこう。
ちなみに、9月7日(日本時間9月8日)に行われるスペシャルイベントでは、カメラ性能や処理性能が引き上げられた「iPhone 7 / 7 Plus」や、GPSが搭載された「Apple Watch 2」などが発表されるものと噂されている。
当日は平日の夜中なので視聴できる人は少ないかもしれないが、注目のiPhoneが発表されることから、少し無理をしても発表会を視聴する人もいることだろう。年に一度のビックイベントなので、体調は万全に!