今年の9月7日(日本時間8日)に発表が予定されている新型iPhoneの「iPhone 7」「iPhone 7 Plus」は、事前のリーク情報によって、その全体像が徐々に明らかになっている。
例えば3.5mmヘッドフォンジャックが廃止されたり、ストレージ容量がそれぞれのモデルで増量されたりと、大きなハードウェア面での変更点はないものの、変更される箇所は決して少なくない。
だが、ソフトウェア面も着実な進化を遂げている。今年の秋にリリースが予定されている「iOS 10」では、メッセージ機能の改善や、コントロールセンターの改善などの多数の新機能が搭載されることが発表されており、その後に公開された「iOS 10」の最新ベータ版では睡眠の質を図れる「ベッドタイム」などの新機能が多数追加された。
これらの新機能を把握するだけでも大変なのに、さらに嬉しい新機能が追加されるかもしれない。
GIFアニメがネイティブサポートか ベータ版では未だに同機能は追加されていない状況だが…
Twitterで多数のリーク画像を公開しているThe Malignant (@the_malignant)氏によると、「iPhone 7」シリーズはGIFアニメの再生に対応するようだと伝えている。
#iPhone7 finally full GIF native support!
— The Malignant (@the_malignant) 2016年8月30日
今まで、iOS端末はGIFアニメの再生には対応しておらず、端末内でGIFアニメを再生するにはサードパーティ製アプリを駆使するか、それともメールに添付したりするなど工夫する必要があった。
だが、「iPhone 7」シリーズからGIFアニメが再生できるようになれば、わざわざこれらの工夫をする必要がなくなるはずだ。地味に嬉しい仕様変更だが、なぜ今まで対応できなかったのか。
ただ、同氏の発言には疑問点もある。現在、デベロッパーやパブリックベータテスターに公開されている「iOS 10」の最新ベータ版でも同様の機能は存在せず、来月の正式リリース時期までに同機能が搭載されるのか、ということ。
もし同機能が搭載されるのであれば、もうとっくの昔に搭載されていてもおかしくはないはずだ。もしかしたら「iPhone 7」だけが持つ機能なのかもしれないが、技術的にハードウェアに依存する機能でもないと思うので、おそらくそれはない。
個人的にはGIFアニメに対応してほしいと思ってはいるのだが、ベータ版で搭載されていない以上、まだiPhoneでデフォルト対応するのは先になるだろう。
ちなみに、The Malignant氏はこれまでも数々のリーク画像を公開しているが、その信ぴょう性はあまり高くなく、今回の情報もあまり期待はできないと思われる。