来月にも発表と発売が予定されている新型「iPhone」の「iPhone 7」シリーズは、カメラ性能の向上や、処理性能が向上するとともにストレージ容量が向上すると言われている。
個人的には、外観デザインなどが大きく変更されるわけではないので、同じストレージ容量であれば多少値段が安くなる、もしくは据え置きの値段で提供されるのではないかと思っていたのだがどうやら後者が正しいようだ。
最大ストレージモデルのみ値上げになる可能性大
先日から「iPhone」のリーク画像を多数公開しているThe Malignant(@the_malignant)氏によると、中国の大手販売代理店のLELEDAの中間報告では、「iPhone 7」と「iPhone 7 Plus」の価格予想が明らかにされているとのこと。
それによると、両端末は過去モデルからストレージ容量が増えても、ほとんど据え置きの値段で提供されることになりそうだ。
同氏によると、「iPhone 7」と「iPhone 7 Plus」の値段は以下のとおり。下に現在、中国で販売されている「iPhone 6s」と「iPhone 6s Plus」の値段を掲載しておいたので、参考までに。
通貨 | 32GB | 128GB | 256GB |
---|---|---|---|
RMB (中国元) | 5,288元 | 6,088元 | 7,088元 |
USD (米ドル) | 791ドル | 911ドル | 1,060ドル |
iPhone 6s (参考) | 5,288元 (16GB) | 6,088元 (64GB) | 6,888元 (128GB) |
通貨 | 32GB | 128GB | 256GB |
---|---|---|---|
RMB (中国元) | 6,088元 | 6,888元 | 7,888元 |
USD (米ドル) | 911ドル | 1,031ドル | 1,180ドル |
iPhone 6s Plus (参考) | 6,088元 (16GB) | 6,888元 (64GB) | 7,788元 (128GB) |
これを見ていただけたら分かるように、「iPhone 7」と「iPhone 7 Plus」は中国国内においてはストレージ容量が大きくなったとしても、値段はほぼ変わらずで提供される可能性が高い。
むしろ、ストレージ容量が大きくなるのに価格が据え置きということは実質、値下げといっても過言ではないだろう。
ただ、最大ストレージ容量に関しては128GBから256GBとかなり容量が大きくなることから、値上げを回避することは難しいかもしれない。
同氏によれば、これはあくまで予想される価格とのことなので、実際のところはどうなるかは分からないが、最大ストレージ容量は日本でも5,000〜1万円程度値上げになる可能性がある。
おそらく日本でも価格はほぼ据え置きで提供されることになると思われるので、32GBモデルは78,800円、128GBモデルは89,800円で提供されるだろう。256GBモデルに関しては、少し高い値段に設定される可能性もある。
一応、下に「iPhone 6s」の現在の価格を掲載しておいたので、ぜひ比較してみてほしい。
通貨 | 16GB | 64GB | 128GB |
---|---|---|---|
USD (米ドル) | 649ドル | 749ドル | 849ドル |
JPY (日本円) | 78,800円 | 89,800円 | 101,800円 |