車に乗るとき、スマホはどこに置くかは決めているだろうか。常にスマホを使うようなヘビーユーザーは、車の運転時もすぐにスマホが使えるようにスマホ専用ホルダーを車内に用意していると思う。
僕もスマホをナビとして使ったり、音楽を再生させたりするために、昔買ったスマホ専用ホルダーを車のエアコン吹き出し口に差し込んで使っているが、少しゴツすぎて個人的にはあまり満足していない。
もっと便利な商品はないのかと個人的に探していたのだが、今回dodocool社から車内用のスマホホルダーを提供していただいたので、1週間ほど実際に使ってみた。これが思いの外便利だったので、レビューとして同製品を紹介しようと思う。
マグネットの力でスマホをがっちりホールド
こちらが今回紹介する「dodocool 車載スマホホルダー」。箱のサイズはかなりコンパクトで、手のひらに軽く収まるレベル。
中に入っているのは、ホルダー本体とスマホ貼付用マグネットが2つ、そして取扱説明書。ちなみに取説は全てが英語で書いているため、英語が読めない人は残念ながら読むことはできないが、イラストなどでわかりやすく書いている上、使い方もかなり簡単なので誰でも問題なく使えるはずだ。
同製品の使い方はかなり簡単。まずは車のエアコン吹き出し口のルーパーにスマホホルダーを差し込み固定。そして、そこにマグネットをくっつけたスマホをホルダーの上に置くだけだ。
あとは強力なマグネットでスマホをがっちりホールドするので、ちょっとやそっとの衝撃ぐらいではスマホが落ちたりはしない。
dodocool車載ホルダーを実際に使ってみた
前述した通り、同製品の使い方は非常に簡単。エアコン風の吹出口にスマホホルダーを固定するとこんな感じ。
固定するのはスマホホルダーの背面部分にある爪で行う。これをエアコンの吹き出し口のルーパーに挟むように固定。
素材はシリコンのようなもので作られているため、ルーパーを傷つけることはほとんどなく、かなり硬くなっているので運転中に揺れ落ちたりすることはなさそうだ。
そして、次にスマホの背面にマグネットを装着。マグネットの片面にはシールが施されており、シールを剥がすとスマホにマグネットを固定することができるようになっているが、それだと一度貼ってしまえばずっと剥がせなくなるので、同製品を使う場合はスマホケースとスマホの間にマグネットを挟む形で固定していただきたい。
マグネットがスマホに固定できたら、あとはスマホとスマホホルダーをくっつけるだけ。マグネットの力でがっちり固定されるので運転中にズルッ!と落ちたり、回転したりは全くなし。高速道路も走行したがこちらも問題なしだ。
僕は、今回「iPhone 6s」と「iPhone 5」を使って試用してみたが、どちらもハードケースを使って使用することができた。
結構な重さにも耐えられるようだが、5.5インチの「iPhone 6s Plus」だと取り付ける角度によっては重さに耐えられないこともあるようなので、もし使う場合はケースなどにシールを貼って、マグネットを固定する必要があるようだ。
また、さすがにタブレットなどの大型端末になると重量的に厳しい。基本的にはスマホで使用することを想定してほしい。
また便利なのは、スマホの向きを横向きにしてもホールドできること。地図アプリなどでナビ機能を使用するときや、TVなどの動画を見るときに重宝するはず。
ちなみに同製品だけでなく、マグネットでスマホを固定する場合は一つ注意が必要だ。それは磁気カードをスマホケースに入れて、一緒に管理している場合。
磁気カードは磁力の力でデータのやり取りをするカードなため、強力な磁力に当ててしまうとデータが吹っ飛んでしまうことがある。今回の車載ホルダーもかなり強力な磁石を使用していると思われるので、スマホケースなどに一緒に磁気カードを入れている人は磁気カードを外すか、スマホケースを変えるなどして使うようにしよう。
ちなみに、ICカードタイプの場合は特に問題なく使用できるので、そこは安心してほしい。
車内でスマホを使う場合、ポケットやカバンに入れっぱなしの人も入れば、車内のちょっとした小物を置く場所を使う人など様々だとは思うが、同製品をうまく使えばスマホの置き場所を新しく作ることができる上に、スマホの通知やナビゲーションなどが見やすくなるだろう。
また、取り外しも非常に簡単なので、車の乗り降りがかなりスムーズになるはずだ。便利なので、気になった方はぜひ使って見てほしい。