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【レビュー】「1byone Bluetooth4.1スポーツヘッドセット」は激しい運動でも問題なく使えるワイヤレスイヤフォン

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暦の上ではすでに秋。お盆も終了したことで、これから日本は徐々に秋に向けて涼しくなっていく。

秋といえば「食欲の秋」、「芸術の秋」などが有名だが、僕としてはやはり「スポーツの秋」。僕は東京の蒸し暑さが大の苦手なので、夏の暑い期間だけは基本的には運動をすることを控えているのだが、涼しくなってきたら少しでも外に出て、鈍った体を再度鍛えるために運動することを心がけている。

運動を長く続けるコツは、やはり楽しむこと。僕の運動の楽しみ方は、好きなイヤフォンで音楽を聴きながら公園などをジョギングすることだ。

外で運動しながら音楽を聴くためには、当然イヤフォンが必須になるわけだが、イヤフォンの性能も千差万別で、メーカーや製品によっては使い心地や品質が全く違う。

少しでも良い製品と巡り合うために日夜研究しているわけだが、毎度製品を提供していただいている1byoneからスポーツ用ワイヤレスイヤフォン「1byone Bluetooth4.1スポーツヘッドセット」を提供していただけたので、試しに使用してみた。

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箱は丁寧な作りで高級感抜群 1byoneの製品の中ではおそらくトップクラスの品質

こちらが、「1byone Bluetooth4.1スポーツヘッドセット」の外箱。おっと、なかなか高級感が溢れてて…良いぞ…!

今まで様々な1byoneの製品を使用してきたが、その中でも同製品は群を抜くほどのクオリティが高い。

箱にしても、しっかりとした作りをしていて、すでに高級感が漂っている。裏面や側面には同製品の特徴がしっかり書かれているなど親切な作りだ。

最初、同製品の箱の開け方が分からずに数分ほど試行錯誤してしまったのだが、どうやら蓋の先端にマグネットが仕掛けられていたようで、初見ではどこから開けたら良いか分からない。

開け方は側面部分からガバッと開ける、そうサイコロを分解するかのように。

そうすると中には本体のイヤフォンと複数のイヤーピースとイヤーチップ、充電用Micro-USBケーブルと説明書が入った巾着袋が入っていた。

手元に届いた時点で、本体にはMサイズのイヤーチップとアークサポーターが装着されているが、大きさが合わない場合は後々に苦労することになるので、使用する前に自分の耳の形にあったものを装着しよう。

イヤフォン本体に付けられているケーブルはきしめんうどんのように薄いタイプ。

ケーブルは自分の首の後ろを回すようにして、イヤフォンを耳に装着する。長さは割と短めで、運動するときに邪魔になることはない。

右耳用のイヤフォンの裏側に充電用の端子が用意されている。端子は上記画像のように蓋で隠されているのだが、爪が引っ掛けれるような”くぼみ”が用意されているので簡単に開くことができる。

充電中は本体のLEDライトが赤に。そして、充電が終了すると青色に切り替わるので、その時の充電状況が一発で把握できる。

ケーブル途中には音楽再生コントロールのためのリモコンが用意されている。写真を見ていただけたら分かるとおり、ボタンは3種類で音のボリュームを変更するボタンが2つと、真ん中に再生/一時停止ボタン。音量ボタンは長押しすることで、曲送りと曲戻しが可能だ。

小さく穴が開けられているが、こちらはハンズフリー通話用のマイクだ。同製品は再生ボタンを押すことで、スマホにかかってきた電話にクイックで出ることができる。電話を切るときも同様に真ん中のボタンを押せば良い。

ちなみにマイクに関してはあまり性能は良くないらしく、一応なんとか話せるレベル。あまりハンズフリー通話の性能には期待しないほうがいいだろう。

スマホとのペアリングもとても簡単。リモコンの「再生/一時停止ボタン」を長押しすることで、ペアリング待機状態になる。この状態で「iPhone」などのBluetooth対応端末と接続すればペアリングが完了する。

待機状態になっているときは、先ほどの充電状況を知らせるLEDが赤と青に交互に光るので、ペアリングできる状態かどうかがすぐにわかるはずだ。

iOS端末の場合は「設定」アプリから「Bluetooth」を選択、そうすると現在接続できる端末が一覧で表示されるので、その中から「1byone」と書かれた項目を選択すればOKだ。

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激しい運動でも全く邪魔にならず、全力ダッシュレベルではビクともしない

それではここから実際に「1byone Bluetooth4.1スポーツヘッドセット」を使ってみた使用感をお伝えする!

まず同製品はスポーツイヤフォンなので、実際に外で運動しながら使えないと意味がない。というわけで近くの大きな公園で実際に装着して走ってみた。

どれほどの運動まで快適に使えるのか試してみたかったので、全力で走ってみることにした。

この歳にもなって全力で公園をダッシュすることになるとは思ってもみなかったが、試しに全速力で走ってみたも同製品は全くビクともしない。むしろ、悲鳴をあげたのは僕の体のほう。

普段から全力でスプリントをする機会も少ないので、100mほど走ったらすぐに力尽きてしまった。情けない。

[ img via Shenghung Lin – heat stroke ]

その後も付近のコンビニでアイスを買って食べた後に、今度は軽くジョギングもしてみたが、それでも耳からずれることもほとんどなく、運動でも問題なく使用できた印象だ。

ただ、自身の耳にあったイヤーチップやアークサポーターを装着しないと、運動中に耳から外れたり、最悪耳が痛くなったりすることになるので、必ず自分にあったパーツを装着するようにしよう。

ちなみに僕はイヤーチップは標準サイズ、アークサポーターを一つ大きめものを装着した。

気になる音質はフラットでクリア 割と丁寧な音が出ている印象

一般的なワイヤレスイヤフォンにありがちなのが、デザインや装着感はいいのだが、音がチープだったりとすこし物足りないということ。

特にこれは「1byone Bluetooth4.1スポーツヘッドセット」のような5,000円前後の値段帯のイヤフォンにありがちで、カッコいいと思って購入しても性能はイマイチ。

そんな経験を何度かしたことがあるため、正直そこまで同製品にも期待はしていなかったのだが、意外とこの製品は音質が優秀。

パッケージと同様、本体もしっかりとした作りで遮音性も抜群。ノイズキャンセリング機能などは搭載されていないが、それでも周りの雑音はほとんど聞こえない。

どちらかというと低音域はそこまで得意ではないようで、ズンズン響くサウンドは体感することはできなかったが、それ以外は割とクリアな音質であることが判明。

全体としてフラットな音質なので、特徴があるわけではないのだが、どんな曲でもオールマイティに聞くことができるというのはグッド。

ただ、ひとつ気になる点がある。それは、音楽の最初の部分でたまに音が飛ぶことがあるということ。これも割と低・中価格帯のBluetoothヘッドフォンにありがちなので個人的には慣れたものではあるのだが、音飛びが一切許せないという人には同製品はお勧めしない。

そのほかについては全く気になる点もなく、同価格帯のスポーツイヤフォンの中では割と優秀な部類だと言える。

フル充電後は7時間連続使用可能 バッテリー残量はiPhoneから確認可能

製品詳細には特に記載がないので断言はできないが、構造を見ると水の侵入には非常に強そうだ。

当然水の中に水没させたりといった使い方ではすぐに壊れてしまいそうではあるが、それでも雨の中で使用したりスポーツで汗を流しながら使うくらいだったら特に問題なく使用できそうだ。

また、バッテリーも結構長持ちで、一度フル充電すれば最大7時間音楽を聞き続けることができる。もし一切使わなければ、約180時間も持つらしい。

充電も急速充電器を使ったらあっという間に完了したぐらいなので、使った日に充電しておけばバッテリー切れに悩まされることはないだろう。

ちなみに、バッテリー残量に関してはiPhoneなどで確認することができる。iPhoneの場合は通知センターに接続中の端末のバッテリー残量を表示させることができるので、こちらから確認していただけたらと思う。

「1byone Bluetooth4.1スポーツヘッドセット」は、音質も良く、スポーツをするには最適のワイヤレスイヤフォンで、とても5,000円前後とは思えない品質で、かなりコスパの高い製品だ。

個人的には1byoneの製品の中でも結構お気に入りで、今後はジョギングなど普段の運動でも積極的に使ってみようかなと思っている。

今回レビューに使用させていただいたモデルは、「ブラック」モデルだが、同製品には「ホワイト/グレイ」モデルと「ブラック/グリーン」モデルも用意されている。特に「ブラック/グリーン」モデルはオシャレな感じ。価格はAmazonで4,980円(当レビュー掲載時点)だ。