本日、Googleは車載システム「Android Auto」の国内記者発表会を開催し、日本国内での「Android Auto」のサービスを開始することを発表した。
「Android Auto」は、Appleの「Car Play」と似たサービスで、Googleの提供する「Android OS」を車のカーナビで動作させるもの。
同機能を利用するには「Android Auto」に対応した車やカーナビと、「Android 5.0」以降の端末が必要で、利用するには車のUSBポートにAndroid端末を有線で接続する。導入すればAndroid端末内のデータやAndroidアプリの一部が、車のカーナビで操作できるようになるとのこと。
ちなみに、現在は有線接続が必要だが、将来的にはワイヤレスで接続できるようになることが「Google I/O 2016」で発表されている。
「Android Auto」では、「Googleマップ」を利用した車のナビゲートや連絡先への電話、メッセージの送受信など数多くの機能が利用きる。また音声コントロールにより、同機能を操作することができ、サードパーティ製アプリもこれから徐々に利用できるようになるため、車載向けシステムを利用するユーザーは増えていきそうだ。
日本国内ではまだ対応車種は少ないが、アウディやフォルクスワーゲン、マセラティなどの外車に加えて、日本車では日産やホンダといった車メーカーが対応する予定であるとのこと。
「Android Auto」のダウンロードはこちらからどうぞ。また、The Vergeのレビュー動画を掲載しておくので「Android Auto」がどういうものか気になる人は一度見てみよう。
[ via CNET ]