2014年3月に発表されたApple初のカーナビ機能「Car Play」は便利そうではあるが、対応する車種がまだまだ少ないことから、世間にはあまり浸透していないイメージだ。
少しずつ車種は増えつつあるものの、一般ユーザーが同機能を使えるようになるにはまだまだ先のように思えるのだが、今後発売になる一部のBMW車で「Car Play」を使えるようになることが明らかになった。
BMWの新型車で「Car Play」が正式にサポートへ
BMWのファンサイト「Bimmerpost」のフォーラムに投稿された情報によると、BMWの新型車「X5 M」と「X6 M」のカタログ内に、「Car Play」に対するオプションが用意されていることが明らかになった。
[ img via BMW ]
BMWは先日「BMW Connectied Drive Store」というサービスを開始したばかりで、車に搭載された通信モジュールを使ってオンラインサービスを利用できるようになった。まだ不確実な情報ではあるが、おそらくこれらのサービスの一つとして、「Car Play」が販売されるとみられている。
ちなみに、今回の情報から新型の「X5 M」と「X6 M」だけでなく、すでに発売となっている「7」シリーズについても「Car Play」への対応がなされるのではないかとも予想されているとのことだ。
「Car Play」に関しては僕も触ったことがないわけだが、普段から「iPhone」を使っているユーザーであれば、かなり便利な代物かもしれない。なぜなら、「Siri」が標準で搭載されており、ハンズフリーでカーナビを操れるから。
また、iPhoneに入っている動画や音楽、地図やメッセージなどをカーナビを使って操作することができる多機能ぶりは他のカーナビではほぼ味わえない(他に対抗できるのは、昨年7月にはGoogleが発表した「Android Auto」ぐらいだろうか)。
個人的な話をすると、僕は数年前に車を購入したばかりなので残念ながらまだまだ乗り換える予定はない。ただ、僕が今の車を購入する前に「Car Play」が発表されていたら、買う車を変えていたかもしれない。
ちなみに、「X5 M」と「X6 M」は上記の画像を見ての通り、SUV車だ。BMWならではの圧倒的なパワーを持ち合わせた車で、どんな荒れた道でも乗ることができるだろう。普段から山道をドライブしたり、アウトドアを楽しむ人であればお勧めの車だ。これから車の購入を考えている人は「X5 M」と「X6 M」の購入を検討してみてはいかがだろうか。
[ via 9to5Mac ]