2020年に発売予定の次期iPhoneは全部で3機種になると噂されているが、その3機種いずれも5Gに対応したモデルが投入される可能性があることがわかった。
現地時間11月16日、米市場調査会社Strategy Analyticsのアナリストの最新レポートをもとに中国メディアMy Driversが伝えた。
来年発売のiPhoneは全モデルが5Gに対応
Strategy Analyticsの最新レポートによると、Appleは2020年(秋頃)に3期種のスマートフォンを発売する予定だが、それらすべてに5Gモジュールを搭載する予定であるとのこと。現時点で5G対応機種を投入していないAppleはやや5G市場で遅れをとっている形だが、来年のiPhoneの投入によって5G市場でリードすることを狙っている。
いよいよAppleは5Gに対応したiPhoneを投入する計画。すでにこの情報は一昨年あたりから漏れていたが、今年に入ってから、これに関する情報が徐々に多くなってきた。
最も信頼に足る情報源からのリーク情報として、TF International Securitiesの名物アナリストMing-Chi Kuo氏が、5G対応iPhoneに関する情報を伝えていた。Kuo氏曰く、来年発売する新型iPhoneはすべてのモデルが5Gネットワークに対応するとのこと。
また、著名リーカーのBen Geskin氏もAppleは複数の試作機をテストしており、5G通信に対応するためアンテナの設計が変更される可能性について言及していた。少なくとも来年に5G対応のiPhoneが出ることは間違いないと見ていいだろう。
ちなみに、AppleはiPhone向けの5G対応モデムチップを自社開発していることが噂されているが、その開発は早くて2022年完了予定で、それまでの2年間はQualcommに生産を頼らざるを得ない状況であることが判明している。
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