つい先日、2019年の新型iPhoneが発売したばかりだが、話は早くも次なるiPhoneに。著名アナリストMing-Chi Kuo氏が、2020年のiPhoneに関するレポートを投資家向けに公開している。
Kuo氏曰く、どうやら2020年のiPhoneは以前の噂通り大幅なデザイン変更を伴うようだ。シャシーなど、現行モデル 「iPhone 11」 シリーズの各パーツを再設計することを計画しているという。
2020年のiPhoneはデザインが大幅変更
具体的にどんな形状になるのかの情報はやや少ないものの、次期iPhoneにはより複雑なセグメンテーション設計、新しいトレンチおよび射出成形手順およびトレンチ射出成形構造を保護するサファイアもしくはガラスカバーアセンブリを備えた新しい金属フレームを採用するとのこと。
端末側面の見た目は 「iPhone 4」 のようなメタルフレームになるとのことで、もしかするとiPad Proのようなエッジの立ったデザインに近くなるかもしれない。ちなみに、端末の前面と背面には2/2.5Dガラスが引き続き採用されると伝えられている。
これらの設計の変更によって、次期iPhoneはコストの増加が見込まれるとのこと。金属フレームとガラスケースそれぞれ最大50~60%のコストの増加が起きる可能性があるとのこと。
ちなみにKuo氏は今年6月の時点で、次期iPhoneの画面サイズを予測している。それによると、次期iPhoneは今年と同じく3モデルのラインナップになっていて、画面サイズはそれぞれ5.4インチ、6.1インチ、6.7インチ。5.4インチと6.7インチは有機ELディスプレイを搭載し、6.1インチは 「iPhone 11」 と同じく液晶ディスプレイを搭載すると予測されている。
また、背面カメラにToFセンサーが搭載されること、さらに5Gに対応する初のiPhoneになることが予想されるが、まだ次期モデルが登場するのは1年も先のことなので、これが事実かどうかについては今後明らかになっていくだろう。
関連記事
・2020年のiPhoneは5.4・6.7インチの有機ELディスプレイ搭載 6.1インチの廉価版を含めた3モデル体制に
・iPhone 11 Pro レビュー | 3眼カメラを搭載した初プロモデル。14万円の価値はあるのか考えてみた
[ via MacRumors ]