9月18日、NTTドコモはメディア向けに 「5Gプレサービス発表会」 を都内で開催。同発表会で、以前から告知していた 「5Gプレサービス」 を9月20日(金)から開始することを発表した。
同日から一部ドコモショップにおいて、5Gの体験コーナーが設置され、5Gの通信速度を体感することが可能となる。また、2020年6月末の商用サービス開始までに5Gエリア化されるスポットについても発表が行われている。
ドコモが9月20日から 「5Gプレサービス」 を開始
今月20日から開始される5Gプレサービスで、一般ユーザーも一部店舗で5Gを体験することができる。設置されるのは以下の店舗。ちなみにこれらの店舗では、Magic Leapのウェアラブルデバイスを用いたリアルとデジタルを融合したインタラクティブな世界を体験することもできるという。
店舗名 | コーナー設置時期 | |
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中央 | d garden五反田店 | 2019年9月20日(金) |
ドコモショップ丸の内店 | ||
東海 | ドコモスマートフォンラウンジ名古屋 | |
関西 | ドコモショップグランフロント大阪店 |
ドコモは5Gプレサービスの提供のために、4つのメーカーのスマートフォンを利用する。いずれもミリ波とSub6 (6GHz以下の周波数) が利用できるが、LGの端末についてはミリ波の利用ができないようだ。これらの端末はあくまでも5Gプレサービス用の端末として導入する予定で一般向けの市販は予定していないとのことだ。
次にドコモが発表しているのは、2020年6月末の5G商用サービス実施までに5Gエリア化することを決めているスポットについて。現時点では以下の施設がスポットとして提供される予定になっているという。
ドコモショップ | 一部のドコモショップ店舗 |
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ドコモ5Gオープンラボ | ドコモ5Gオープンラボ |
スタジアム、球場 | 札幌ドーム、東京スタジアム、横浜国際総合競技場 小笠山総合運動公園エコパスタジアム、豊田スタジアム、東大阪市花園ラグビー場 阪神甲子園球場、神戸市御崎公園球技場、大分スポーツ公園総合競技場 MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島、福岡 ヤフオク!ドーム |
駅 | 札幌駅、仙台駅、金沢駅、大阪駅、京都駅、高松駅 |
空港 | 東京国際空港、成田国際空港、関西国際空港 |
そのほか、5Gサービスがより身近に感じられるように、様々な催しやプロジェクトを実施する。まもなく開催される 「ラグビーワールドカップ2019 日本大会」 では全国8会場のスタジアムおよびドコモが主催するライブビューイング会場で、試合を多視点で同時視聴できる 「マルチアングル視聴」 や 「ライブビューイング」 などの新たな観戦スタイルと報道・中継スタイルを 「5Gプレサービス」 の一環として2019年9月20日(金)から提供するとしている。
マルチアングル市長は、スタジアムで観戦しながら、ドコモが用意する5G端末で試合を多視点でリアルタイムに視聴できる。また、ライブビューイングに関しては複数の高精細映像や音声などの情報を5G通信で伝送し、スタジアム外においても迫力ある映像で試合を観戦することができるとのことだ。
これらの5Gプレサービスの詳細については、ぜひこちらのプレスリリースから確認していただきたい。プレサービスは今月20日から提供が開始される予定だ。