｢ポケモン｣テーマのオリジナルドラマ｢ポケットに冒険をつめこんで｣記者発表会レポ。キャストたちのポケモンシリーズとの思い出も披露

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テレビ東京は、10月19日から放送をスタートする｢ポケモン｣をテーマにした初のオリジナルドラマ｢ポケットに冒険をつめこんで｣の記者発表会を開催した。

発表会では、主人公を演じる西野七瀬さんをはじめ、笠松将さん、平野綾さん、世古⼝凌さん、塚地武雅さん、内⽥理央さんが登壇し、撮影時のエピソードや視聴者に見てほしいポイント、ポケモンとの思い出などについてトークを繰り広げた。

｢ポケットに冒険をつめこんで｣記者発表会、ポケモンとの思い出トークや鳴き声クイズで大盛り上がり

｢ポケットに冒険をつめこんで｣は、テレビ東京と株式会社ポケモンのタッグで制作する｢ポケモン｣をテーマにした初のオリジナルドラマ。夢を追いかけ上京した主人公が、20年ぶりにプレイし始めた『ポケットモンスター赤』を通じて成長していく姿を描いたポケモンヒューマンドラマだ。

本作は、主人公・赤城まどかが実家から送られてきた『ポケットモンスター赤』を久しぶりにプレイしていく中で、仕事や人生における小さなヒントを得て、そこから毎日がちょっとずつ変わっていく、という内容になっている。

出演キャストと各登場キャラクターの詳細は以下。

赤城まどか (西野七瀬)：夢を追いかけて上京した｢主人公｣
桧山景明 (笠松将)：炎が消えかけた｢ヒトカゲ｣青年
小薬一親 (長谷川朝晴)：｢ガルーラ｣になれないお仕事パパ
目黒洋子 (平野綾)：恋に仕事に執念深き｢キュウコン｣女性
小出優希 (世古口凌)：まるで役に立たない｢コイキング｣社員
唐沢空 (渡邉斗翔)：小さな｢ポケモン｣師匠
宿谷浩一 (塚地武雅)：ドわすれしがちな｢ヤドラン｣社長
工藤美登里 (内田理央)：主人公に対抗心を燃やす｢ライバル｣
まさこ (佐藤江梨子)：人生に気づきをくれる｢エスパー｣ママ

本作の見どころのひとつについて、まどか役を演じた西野さんは｢ゲームボーイをプレイしているシーン｣だと語る。まどかがゲームボーイをプレイするシーンは毎話入っており、ドラマのストーリーの進行度とともに、まどかがプレイする『ポケットモンスター赤』の進行度も進んでいく。

ゲームボーイをプレイするシーンは、ただプレイしているのをそのまま撮るのではなく、たとえばまどかがゲームボーイの画面を見ていることを表現するために、西野さんがカメラを覗き込むようにして撮影する｢ゲームボーイ視点｣を活用したこともあったという。

本作の注目ポイントについて、桧山景明役を演じた笠松さんは｢各々のキャラクターの成長物語、いわゆる『進化』のシーンです。現場でもこだわって撮影したので、ぜひチェックしてください｣と紹介した。

今回のドラマ出演に影響を受けて、目黒洋子役の平野さんと小出優希役の世古口さんは『ポケモンGO』熱に目覚めたそう。撮影の合間に2人でプレイすることもあり、世古口さんいわく｢平野さんはめっちゃ強い｣とのことだった。

撮影中のエピソードとしては、塚地さんが｢僕のデスクには『ヤドラン』にちなんで本物のヤドカリが飼われてたんです。夜が近くなると動くから、みんなで見てニコニコしてました｣と語った。

まどかのライバル・工藤美登里役を演じた内田さんは、現在発売中の最新作『ポケットモンスタースカーレット・バイオレット』をプレイしていると西野さんに話したところ、｢もうポケモン全部捕まえたよ｣と言われて思わず対抗心を燃やしてしまい、まだ最後の1種類のポケモンが捕まっていないのに｢私も全部捕まえたよ！｣と嘘をついてしまったという、ライバル役らしいエピソードを紹介して会場を沸かせた。

また、トークの中で盛り上がったのが、各々の｢ポケットモンスター｣シリーズとの思い出話。

西野さんは『ポケットモンスター赤・緑』、笠松さんと内田さんは『ポケットモンスター金・銀』が初めてプレイした『ポケットモンスター』シリーズであるとのことで、｢いあいぎり｣のひでんわざマシンがなくて進めずに苦労した (西野さん) 、博士を見つけることができないからずっと最初の街から出られず、親戚に泣きながら電話してどうにか進めた (笠松さん) 、伝説のポケモンを全部集めるのに四苦八苦していたらなぜか同じクラスの子がホウオウとポッポを交換してくれた (内田さん) 、など面白エピソードを披露してくれた。

瀬古口さんは、関東に引っ越してきたときに知り合いのいない学校で友達ができるか不安だったが、発売したばかりの『ポケットモンスターダイヤモンド・パール』のおかげですぐに友達をつくることができたというほっこりエピソードを紹介してくれた。

正解はリザードン、キュウコン、コイキングだった

記者発表会では、全3問のポケモンの鳴き声クイズが実施。ヒトカゲ、リザード、リザードン、ロコン、キュウコン、ヤドン、ヤドラン、コイキング、ギャラドスの中から選ぶ形式のクイズで、2問正解者はいたものの、全問正解者は1人もいないという結果に。回答のときから皆さんかなり悩んでいた印象だったが、やはり選択肢が設けられていたとしても、鳴き声だけでポケモンを当てるのは相当難しかったようだ。