
全日本空輸(ANA)と株式会社ポケモンは2月26日、「ポケモン30周年、はじまる」キックオフ発表会において、大規模なタイアッププロジェクトを実施すると発表した。
2026年にポケモンが誕生30周年を迎えること、そしてANAが国際線就航40周年の節目を迎えることを背景に、両社のアニバーサリーを掛け合わせた取り組みとなる。
ANAとポケモンのコラボレーションは1998年に就航した世界初の「ポケモンジェット」にさかのぼる。以降28年間で計8機の特別塗装機を運航してきた実績があり、航空業界とゲーム・キャラクターIPの連携事例としても象徴的な存在となってきた。
今回のプロジェクトでは、「ワクワクする旅立ちを、ポケモンたちと」をコンセプトに掲げ、装いを新たに展開する。
2026年中に3機就航、国内線は約10年ぶり
プロジェクトの中核となるのは、2026年中に3機の特別塗装機「ポケモンジェット」を順次就航させる計画だ。現在運航中の「ピカチュウジェット NH」や「イーブイジェット NH」は国際線中心で展開されているが、今回は約10年ぶりに国内線へポケモンジェットが復活する点が大きなトピックとなる。
就航が予定されているのは以下の3機。
- 1号機「ポケモンジェット 赤」
機種:ボーイング787-8
運航路線:国内線 - 2号機「ポケモンジェット 緑」
機種:ボーイング787-9
運航路線:国際線 - 3号機「ポケモンジェット 青」
機種:ボーイング737-800
運航路線:国内線
機体デザインのテーマは“原点回帰”。モチーフには、1996年発売のシリーズ第1作『ポケットモンスター 赤・緑・青』を採用する。赤・緑・青それぞれのバージョンを象徴するカラーリングを施し、3機がそろうことで一体感を持たせるデザインになるという。ゲーム誕生当時を知る世代に向けたノスタルジーと、IPの原点を再提示する狙いがうかがえる。
機内外での展開も予定、詳細は5月発表
今回の取り組みは機体塗装にとどまらない。機内演出や地上でのキャンペーンなど、ポケモンの世界観を体験できる施策を順次展開する予定だ。具体的な機体デザイン案や就航時期、関連キャンペーンの詳細は、2026年5月中にあらためて発表するとしている。
ANA側は、ゲームボーイ世代から最新作を楽しむ若年層まで、幅広い世代に向けたリアルな“冒険”の機会を提供したい考えを示した。ポケモン30周年というIPの節目と、航空会社の周年施策が結びついた今回のプロジェクトは、ゲームカルチャーの歴史とモビリティの接点をあらためて可視化する試みとなりそうだ。
©2026 Pokémon. ©1995-2026 Nintendo/Creatures Inc. /GAME FREAK inc.
ポケットモンスター・ポケモン・Pokémonは任天堂・クリーチャーズ・ゲームフリークの商標です。
