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ポケベル、2019年にサービス終了 現在は医療従事者が主に利用

ポケベルこと 「ポケットベル」 。最近の若い人は聞いたことすらないという方もいるかもしれないが、このポケベルのサービスが2019年9月に終了することがわかった。NHKニュースが報じている。

サービス開始から約50年が経った今でもポケベルサービスを提供している 「東京テレメッセージ」 が、2019年9月末に同サービスの提供を終了すると発表した。

現在もポケベルのサービスを利用しているユーザーは約1,500人程度と全盛期に比べるととても少なくなっているが、建物の構造上の問題で電波が通りにくい場所でも繋がりやすく、また医療器具に有害な電波を発する心配が少ないことから、今でも主に医療機関で使用されていたようだ。

ポケベルのサービス終了後、東京テレメッセージはポケベルサービスの運用に使用していた電波帯を利用して、自治体向けの防災無線事業に経営資源を集中させることを発表している。

ポケベルは1968年にサービス開始。当初は外に営業に出かける社員が会社と連絡を取るために使われていたが、その後には若者のコミュニケーションとして使用されるようになり、「428 (渋谷)」 や 「999 (サンキュー)」  「0833 (おやすみ)」 など様々な語呂合わせが誕生した。