10月13日、ソニー・インタラクティブエンタテインメントは、PlayStation VRの発売5周年を迎えたことを記念し、PlayStationファンに向けて感謝の気持ちを伝えるブログ記事をPlayStation.Blogにて公開した。
PS VR 5周年記念で11月からPS VRタイトル3本がPS Plus加入者向けに無料提供
同ブログ記事の中で、SIEはPlayStation Plusの加入者向けに、11月からPS VRタイトル3本を追加料金なしで提供すると発表した。
提供されるタイトルなどの詳細は、数週間後のPS Plusアップデートにて案内するとのこと。続報を待ちたいところだ。
PS VRが発売したのは2016年10月13日。発売当初こそ人気の高さから入手することは難しかったが、ユーザーに広く行き渡ったからか、今では安定供給されるように。
PS VRの対応タイトルも500本を超えた。スリリングなビジュアルとサウンドが特徴のアクションシューター『Rez Infinite』や、壮大な救助作戦を描くプラットフォーマー『ASTRO BOT: RESCUE MISSION』、ステルスアクションの『Hitman 3』など。SIEがPS VRプラットフォームでの実現することを目標としてきた 「Sense of Presence」 を感じさせる、多様でユニークな体験を生み出すことができたと、SIEは振り返る。
500本を超える作品の中で、世界で最もプレイされたタイトルとして『Rec Room』『Beat Saber』『PlayStation VR WORLDS』『The Elder Scrolls V: Skyrim VR』『BIOHAZARD 7 resident evil』が挙げられており、日本市場だけに絞ると『BIOHAZARD 7 resident evil』『The Elder Scrolls V: Skyrim VR』『PlayStation VR WORLDS』『Beat Saber』『グランツーリスモ SPORT』が多くプレイされたという。
全世界で最もプレイされたPS VRゲーム
- 『Rec Room』
- 『Beat Saber』
- 『PlayStation VR WORLDS』
- 『The Elder Scrolls V: Skyrim VR』
- 『BIOHAZARD 7 resident evil』
最もプレイされたPS VRゲーム(地域別)
- ヨーロッパ:『Rec Room』『PlayStation VR WORLDS』『Beat Saber』『The Elder Scrolls V: Skyrim VR』『BIOHAZARD 7 resident evil』
- 北アメリカ:『Rec Room』『Beat Saber』『The Elder Scrolls V: Skyrim VR』『Job Simulator』『Firewall Zero Hour』
- 日本:『BIOHAZARD 7 resident evil』『The Elder Scrolls V: Skyrim VR』『PlayStation VR WORLDS』『Beat Saber』『グランツーリスモ SPORT』
PlayStation.Blogには、ゲーム開発者の方々に、PS VRを初めて手にしたときの思い出に関するインタビューが掲載されている。興味のある方はぜひご覧いただきたい。
また、SIEはPS5向け次世代VRシステムを開発中であることを明言している。すでにコントローラーに関する情報が明かされており、ユーザーの手の動きをトラッキングできるオーブ型ハンドコンローラーになり、握った際に自然と手にフィットする形状で、手の動きを妨げることなく自由度の高いゲームプレイが可能であること、次世代VR体験のためにアダプティブトリガー、ハプティックフィードバック、フィンガータッチ機能などいくつかの特徴的機能が搭載される予定。
次世代PSVRは2022年以降に発売予定。こちらも今後の続報に期待したい。