今月3日、Googleは5Gに対応した新型スマートフォン 「Pixel 5」 を2020年秋に発売することを正式に発表し、ティザー画像を公開した。ティザー画像では側面の一部のデザインのみが明らかになっただけだったが、その全貌がいよいよ明らかに。
海外メディアPricebabaが著名リーカーのSteve H.McFly(@OnLeaks)氏の協力を得て、「Pixel 5」 のレンダリング画像を公開。また、海外メディアAndroid Centralも 「Pixel 5」 のスペックに関する情報を入手したとして詳細を伝えている。
「Pixel 5」 のレンダリング画像が公開、詳細スペックも判明
上記がPricebabaが公開したレンダリング画像。本体は光沢仕上げではなく、ザラザラとした加工が施されたような素材が使用されており、側面には光沢のある電源ボタンが搭載。ここまではGoogleが公開したティザー画像からすでに判明していたことだ。
背面のカメラユニットは現行モデルと同じスクエア型のものが採用されており、カメラレンズは2つ。レンズ数の増加はない模様だ。ただしLEDフラッシュの向かい側に謎のセンサーが搭載されており、現時点ではこのセンサーが何の役割を担っているのかは不明だ。また、カメラユニットのそばには変わらず指紋センサーも搭載される。
Steve H.McFly氏によると、Pixel 5の寸法は144.7 × 70.4 × 8.1mm。カメラユニットの周囲の厚さは8.5mmになる。画面はPixel 4aと同じく左上にカメラ穴が空いたパンチホールデザインが採用され、画面サイズは5.7〜5.8インチになるという。
PricebabaとSteve H.McFly氏がレンダリング画像とともに伝えた情報はここまでだったが、Android Centralはさらに搭載されるプロセッサやストレージ容量などの詳細なスペックについて伝えている。
Android Centralによると、「Pixel 5」 はプロセッサにSnapdragon 765Gが搭載され、RAM容量は8GB、ストレージ容量は128GB。バッテリーはPixel 4 (2,800mAh) よりも大きくなり、15Wのワイヤレス充電と5Wのリバースワイヤレス充電 (他のワイヤレス充電対応機器を充電できる機能) をサポートするという。カメラは標準の広角カメラと超広角カメラのデュアルレンズカメラになる予定。
また、Android Centralは画面サイズについても伝えているが、Steve H.McFly氏の情報とは異なっているようだ。Steve H.McFly氏は5.7〜5.8インチと伝えていたが、Android Centralが入手した情報は6インチ。ちなみにAndroid Centralによれば、画面のリフレッシュレートは90Hzで有機ELディスプレイが採用されるとのことだ。
- 画面:6インチ有機ELディスプレイ(90Hz)
- プロセッサ:Snapdragon 765G
- RAM:8GB
- ストレージ:128GB
- バッテリー:2,800mAh以上
- 背面カメラ:広角+超広角のデュアルレンズカメラ
- 15Wワイヤレス充電と5Wリバースワイヤレス充電に対応
「Pixel 5」 の情報については以上だが、さらにAndroid Centralは同時に発表された 「Pixel 4a 5G」 に関する情報も伝えている。プロセッサとRAM容量、ストレージ容量は 「Pixel 5」 と同じだが、画面が6.2インチの有機ELディスプレイになるとのことだ。先日発売した4Gモデルの 「Pixel 4a」 は5.8インチの有機ELディスプレイだったことから、画面サイズはわずかに大きくなるものとみられる。
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