Googleが自ら手がけるスマートフォン「Pixel」シリーズの新型モデル「Pixel 3 / 3 XL」が、今秋に登場すると噂されているが、これについて続報だ。先日、これらの新型モデルのために作られた液晶保護フィルムがリークされ、XLモデルには「iPhone X」のような「ノッチ」が用意されると報じられたが、それはどうやら事実のようだ。
「Pixel 3」に関するリークが徐々に増加中
米メディアBloombergの記者Mark Gurman氏は複数の情報筋から得た情報として、「Pixel 3 / 3 XL」の存在を確認したという。さらに、「Pixel 3」に関しては従来モデルとほぼデザインは変わらずで、大型モデルの「Pixel 3 XL」にはノッチが存在するとのこと。「iPhone X」のノッチに比べると幅こそは狭いものの、代わりにわずかに高さがあるという。
先日のリーク画像から、ノッチにはデュアルレンズカメラが搭載されることが分かっていたが、それも事実。小さな穴については言及されていないため不明だが、センサーなどのコンポーネントが配置されるものと予想される。
これらの新型モデルは、台湾のFoxconnに組み立てを依頼する予定であるとのこと。Pixelシリーズとしては初めてのこと。次期iPhoneもFoxconnが製造すると言われていることから、同社は2つの新型モデルを同時生産することになると予想される。開発・設計は、Googleが買収したHTCのPixel開発チームを交え、社内で行うという。
ちなみに、Mark Gurman氏によると「Pixel 3 / 3 XL」の背面カメラはシングルレンズになる予定。ただし、大抵はデュアルレンズ化によって得られるボケの表現などは、ソフトウェアによって実現するとのこと。この辺りには、GoogleのAI技術が活用されそうな予感だ。
[ via AndroidPolice ]