Googleは、新型折りたたみスマートフォン 「Pixel 9 Pro Fold」 を発表。同社公式サイトに加えて、国内キャリアから同スマートフォンが発売すると発表した。
「Pixel 9 Pro Fold」 は、NTTドコモ・KDDI (au)・ソフトバンクの3キャリアで取り扱われる。発売日はKDDIおよびソフトバンクが2024年9月4日、NTTドコモでは2024年9月上旬以降を予定。
発売に先がけて本日8月14日からドコモオンラインショップ、auオンラインショップ、ソフトバンクオンラインショップにて予約受付が開始されている。
NTTドコモでは 「いつでもカエドキプログラム」 を適用することで、実質158,840円〜、auでは 「スマホトクするプログラム」 を利用することで144,800円〜で購入可能だ (どちらも税込) 。ソフトバンクにおける販売価格は現時点では未定。
ソフトバンクの販売価格が発表。「新トクするサポート (プレミアム) 」 の早トクオプション適用時には、実質113,580円(税込)〜で購入可能だ。
256GB | 512GB | |
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257,500円 | 277,500円 | |
NTTドコモ |
通常価格 割引施策利用時 |
通常価格 割引施策利用時 |
au |
通常価格 割引施策利用時 |
通常価格 割引施策利用時 |
ソフトバンク |
通常価格 割引施策利用時 |
通常価格 割引施策利用時 |
なお、発売を記念して各ストアでは期間限定のキャンペーンを展開する。
NTTドコモでは、「Pixel 9 Pro Fold」 を購入したユーザーに対して、「YouTube Premium」 を3か月、「Google One AIプレミアム 2TBプラン」 および 「Fitbit Premium」 を6か月無料で提供するほか、最大3万ポイントのdポイントを付与するキャンペーンも実施する。
auでは、9月30日まで 「Pixel 9シリーズ機種変更おトク割」 が実施。「Pixel 9 Pro Fold」 に機種変更することで、5G機種変更おトク割で5,500円割引、さらに 「auマネ活プラン」 に加入している場合は27,500円割引となり、最大33,000円を機種代金から割引する。また、オンラインで新規契約や他社から乗り換えをするユーザーには 「au Online Shop お得割」 が適用となり、最大22,000円を機種代金から割引する。
さらに、発売日から2025年10月31日までにPixel 9 Pro Foldを購入すると、「YouTube Premium」 を3か月、「Google One AIプレミアム 2TBプラン」 および 「Fitbit Premium」 を6か月無料で提供するほか、最大2万ポイントのPontaポイントを付与するキャンペーンも実施する。
ソフトバンクでは、最大3万円相当のPayPayポイントをプレゼントする 「PayPayガチャキャンペーン」 を開催する。「YouTube Premium」 を3か月、「Google One AIプレミアム 2TBプラン」 および 「Fitbit Premium」 も6か月無料で提供するキャンペーンも実施する。
予約・購入は以下から可能だ。
▼ Pixel 9 Pro Foldを各ストアで購入する
・Googleストア
・ドコモオンラインショップ
・auオンラインショップ
・ソフトバンクオンラインショップ
折りたたみスマートフォン 「Pixel 9 Pro Fold」 特徴まとめ
「Pixel 9 Pro Fold」 は、昨年7月に発売したGoogleの折りたたみスマートフォン 「Pixel Fold」 の実質的後継機として、「Pixel 9」 シリーズのラインアップのひとつとして展開される。
8インチのインナーディスプレイ、6.3インチのアウターディスプレイの2枚の画面を搭載しており、開いたときは8インチの巨大スクリーンで作業できるほか、折りたたむことで通常のスマートフォンほどのサイズ感で操作できる。
本体サイズは、折りたたんだ状態では155.2mm x 77.1mm x 10.5mm。広げた状態では155.2mm x 150.2mm x 5.1mm。重量は257g。ヒンジには、強化アルミニウム合金カバーを備えた多相合金スチールが使用され、180°の開閉が可能だ。
内側の画面は、8インチ (2,076 x 2,152/373ppi)のSuper Actua Flexディスプレイ (有機ELディスプレイ) を採用。リフレッシュレートは1〜120Hzに対応し、常時表示にも対応する。最大輝度はHDRコンテンツ表示時で1,600ニト、ピーク輝度は2,700ニトで、先代モデルから大幅に向上している。
外側のカバーディスプレイは、6.3インチ (1,080 x 2,424/422ppi) の有機ELディスプレイで、リフレッシュレートは60~120Hzに対応し、画面を保護するためのパネルはCorning社のGorilla Glass Victus 2を採用した。最大輝度はHDRコンテンツ表示時で1,800ニト、ピーク輝度は2,700ニト。
内蔵するSoCには、Google独自のTensor G4プロセッサを搭載する。本SoCは、最先端のAIモデルを実行できるように最適化されており、スマートフォン上でテキストや画像、音声を利用できるマルチモーダルなAI 「Gemini Nano」 を実行できる初のプロセッサとして搭載される。また、先代の 「Tensor G3」 に比べて、高度な写真撮影や動画撮影を可能にするほか、WEBブラウジングが最大20倍高速になり、アプリの起動も17倍高速になったとしている。
RAM容量は16GB、ストレージ容量は256GB/512GBの2ラインアップ。
バッテリー容量は4,650mAhで、24時間以上のバッテリー駆動を実現。スーパーバッテリーセーバーを有効にすることで最大72時間の使用が可能だ。
また、有線充電はGoogleの純正45W充電器を利用することで最大21Wでの充電が可能、ワイヤレス充電もサポートする。
背面カメラは4800万画素のQuad PD 広角カメラ (ƒ/1.7, 視野角82°, 光学式および電子式手ぶれ補正) と、1050万画素のDual PD 超広角カメラ (ƒ/2.2, 視野角 127°)、1050万画素のDual PD 望遠カメラ (ƒ/3.1、視野角23°, 光学5倍ズーム, 光学式および電子式手ぶれ補正) のトリプルカメラ仕様。
カメラ構成は先代モデルの 「Pixel Fold」 から変わらないが、カメラユニットのデザインが変更に。「Pixel Fold」 は全てのカメラやセンサーが横一列に配置されていたのに対し、「Pixel 9 Pro Fold」 ではカメラやセンサーが2段に分かれて配置されるようになった。
インカメラは内側と外側のディスプレイにそれぞれ配置されている。どちらも1000万画素のDual PDカメラで、絞り値はƒ/2.2、画角は87°。
背面の超広角カメラは新たにマクロフォーカスが利用できるようになり、前面カメラでは折りたたんだ状態でも開いた状態でも顔認証ができるようになった。
また、デュアルスクリーンプレビューやテーブルトップモード、背面カメラでの自撮り撮影といった既存の機能にはもちろん対応するほか、お子さんの写真を撮るときに外側のアウターディスプレイにアニメーションを表示してお子さんの注意を引く 「こっちを見て」 機能を新たに搭載する。
生体認証は、顔認証に加えて指紋認証にも対応する。防水性能はIPX8に準拠。
また、FeliCa (おサイフケータイ) が利用できるほか、SIMはnanoSIMとeSIMのデュアル構成。5G通信はミリ波とSub-6の両方に対応する。通信はWi-Fi 7 (802.11/be) とBluetooth 5.3をサポートする。インターフェースはUSB Type-C (USB 3.2)。
カラーラインナップはPorcelain、Obsidianの2色展開で、ストレージ容量はPorcelainが256GBのみ、Obsidianが256GBと512GBの2種類。価格は256GBモデルが257,000円、512GBモデルが277,500円 (どちらも税込) 。
「Pixel 9 Pro Fold」 の発売に先がけて、本日8月14日から予約受付が開始している。国内キャリアではNTTドコモ、KDDI (au)、ソフトバンクが取り扱う。
なお、Googleストアで 「Pixel 9 Pro Fold」 を購入した方には、購入特典として次回以降に使える57,700円分のストアクレジットがプレゼントされることが案内されている。Google One AIプレミアムプランが6ヶ月無料 (月額2,900円相当) になる購入特典も用意される。
▼ Pixel 9 Pro Foldを各ストアで購入する
・Googleストア
・ドコモオンラインショップ
・auオンラインショップ
・ソフトバンクオンラインショップ
(画像:Google)